スタッフブログ

融資先の高齢の経営者を 銀行が恐れる身勝手な理由(`Δ´)!

 銀行は保身第一です。お金を貸して金利を乗せて回収する - 当然ながらこれが基本モデ

ルです。

 高齢の経営者のほとんどは辣腕であられて、技術畑・営業畑のいずれかで大きな成果を上げ

て、後継者を育てることが疎かになっています。

 元バンカーからお聞きした実話。

 ある社長の社長、85歳。息子さんが、還暦を迎えました。そして、息子さん曰く、「早く

父が社長を譲ってくれないと私の社長任期がなくなる。父に引退を進言してほしい」

 

 講師曰く、「資金繰りのご相談をお受けするのが仕事。各企業のお家事情にのめり込むこと、

致しません」

 

 息子さん「では、80歳代の父にその日が来た時、30歳になる私の息子に社長を譲るのは

銀行、どう見るのでしょうか?」

 

 講師「実務的には問題ありません。銀行、人物評価をしますけれど。銀行の視点は、今の

社長が不在になった時、経営が空転して、短期間に業績悪化、不渡り出して民事再生法と

なる前に回収する - この一点です。

 

 85歳で一時的に体調を崩して、でも2週間で退院してきて、俺はまだまだ大丈夫、と豪

語する今の社長、自分から辞めること、ないでしょうね。その時が来てもすぐに銀行には

連絡しないようになさってください。銀行は、社長が急逝したらその方の口座をすぐに

ロックします。 何のため? 回収できなくなった時の せめてもの保険として。

 

 他にも社長急逝の時の留意点があります。少々お時間、よろしいですか? 」

 

 

 こう言ったお話、承継者も番頭さんも知っておられた方がいいと思われます。

 

 次回、4月22日の 「後継者のための銀行交渉」セミナー、お考え下さい。

 

 こういった知識と知恵袋、大切かも…     本日は以上ですヽ(´▽`)/

 

 

 

 

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