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後継者の存在意義

 経緯があり、後継者の軍師となる人のためのスクーリングを受けることとなりました。

 月に一度、2日間講座を6回受けることになるのですが、つい先日の25日と26日に

その一回目を受講しました。

 講師は、大島康義氏。ご自身が老舗ホテルの3代目として、事業を発展させていくお立場の

方でしたが、幾つもの理由から、100億円の負債を抱えて倒産の憂き目にあった方です。

 

 実は、私、「事業承継」が経営者にとって30年に一度のスーパーリスクであることを字面と

して存じてはいました。

 

 我こそは事業承継の専門家、と言う方 3名のサポートをしてきました。元バンカーの

お一人は、恐喝横領未遂で逮捕され、他のお2人は知識が豊富でしたがスキームづくりが先

立ち、サポートをする気持ちが小さくなってしまいました。

 

 昨年の夏の終わりにお会いした大島講師。ご自身が修羅場を体験し、大学時代のゼミ仲間と

承継失敗の原因追求をなさってきた方です。

 

 スクーリングの中身をここで明らかにすることはためらいますが、一言だけ。後継者の

存在意義を同見るか - 表現は極めてシンプルですが、そらそうやろ、と言うことを教わり

ました。

 ある新聞社による、日本の60歳以上の経営者へのアンケート調査「後継者は明確です

か」の結果。 イエスと応えた率は、49,8%とか・・・。

 オーナー経営を続けてきたが、子宝に恵まれなかった、娘だけで皆嫁いだ、長男も次男も

全く別業界に出向いてしまった。理由はそんなことで8割以上のようです。

 

 と言うことで、後継者の存在意義。 答えは明白。 そんなシンプルなことに気づいて

いなかった私、お恥ずかしいばかり…。

 

 大島講師の情報。概略は下記でお確かめいただけます。 本日は以上です。

 http://www.mizunohiroshi.com/archives/1675028.html

 

 

 

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