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脳の働きと活性化法(^_^)

  今日は、脳の活性化について。ご一読下さい(^_^)

脳そのものが解明されているのは、わずか数%で大部分はいまだに分らないという。ただ、

脳の中で最も高度な働きをし、重要な部位は「前頭葉前野」で、そこをしっかり働かせるこ

とが大切とのこと・・・古賀 良彦・杏林大学医学部教授のアドバイスです。

●脳を守る基本は「正しい生活習慣」

 ・ 驚くべきことは、脳細胞は日々大量に死滅、その数、凡そ10万個とか。だが、すべて

使い切っているわけではなく、その意味で脳は極めて融通性に富んだ器官であり、複雑な細

胞だ。脳は大脳、小脳、脳幹と分れていて、それぞれが140億個の神経細胞と密接に繋がり、

お互いが情報を交換している。

 ・ 脳は筋肉と一緒できちんと使ってあげないと働きが悪くなる。働きを失った脳細胞はや

はり減っていく。脳を守るには適切な活性化、元気にしておく必要がある。そのために小学

生時代を思い出してほしい。「早寝早起き、三度の食事をきちんと摂り、適度な運動と学習

をする」こういう生活をくり返すことだ。

 ・ 規則正しい生活をする利点は、昼間に体を動かし、脳をしっかり活用させること。夜は

早く休む。脳を休ませてやるのだ。地球のリズムに合わせて脳を働かせるわけだ。人間の脳

は小中学生までに殆ど出来上がる。そのために脳を上手に育てる。それには、規則正しい生

活することと、よき睡眠をとることである。

 ・ また、「工夫(創造・クリエート)」することも脳を育てる上では不可欠。即ち、脳の中

でも最も高度な働きをしている場所である前頭葉の前頭前野を働かせることだ。日常生活の中

でいろいろある。アドリブを入れて楽器を演奏する、将棋を指したり碁を打つ - 様々な方

法で愉しみながら脳を育てることだ。

●脳の機能をサポートする最新情報は「アラキド酸」

 ・ 脳は体の中で最も大切な器官なので元々、疲れないようにできている。他方、脳は体内

の様々な器官が疲れていることを信号として受け取るという役割を持っている。だから、体

が疲れているという信号を脳が受け取ると、眠気を感じたり、注意が散漫になる。その原因

の多くは睡眠。脳の健康が害されていく。

 ・ 脳は酸素とブドウ糖があれば十分。ただ、血糖値が低くなってくると、脳がしっかりと

働かなくなる。そんな時、チョコレートを食べることによる回復効果がある。アルコールは寝

付きが良くなり、脳の疲れはとれたという気がするが実際はダメ。やはり脳の健康は、質のい

い睡眠によって維持されるに尽きる。

 ・ 脳の健康維持に良い栄養素は何か。基本的に脳細胞の働きを維持するためには様々な栄

養素をバランス良くとることだ。脳の機能をサポートする栄養素として、最近、注目されてい

るのがアラキド酸だ。これが多く含まれているのが魚の脂。これは人体の中では作ることができ

ない。食事から摂るしかないのだ。

 ・ その他、食材に卵、レバー、肉類に多く含まれている。そこでお勧めしたいのは、薄味の

和食、それに肉あるいは卵料理を一品加えること。そして、朝、昼、晩の三食を一定の時間に

きちんと摂ること。これが脳の健康維持にはとても大事。総じて、脳の司令塔というべき前頭

葉の前頭前野の活性化こそ最重要だ。

                        ( NHKラジオ・健康ライフより )

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