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若者失踪 3万人 NHKスペシャルを見て

http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180407

 つい先日放送された「若者失踪3万人」と言うNHKスペシャルに衝撃を受けました。

 

 ほぼ毎年、10代 20代の若者3万人以上が、失踪し、捜索願いを出されて

一か月以内に見つかることもあれば、何年も見つかっていないということも。

 

 ある地方都市の居酒屋では、失踪中の若者の住居まで保証し、人手不足解消の

一手段にしているとか…。

 

 キーワードは、家庭内での「居場所」。親から「こうでないといかん ああしたら

あかん」と言われ続けて居たたまれなくなって、ということも多いようです。

 

 

 20年以上前の話。 オウム真理教の信者に息子・娘・妻・主人家族がなり、

残された家族が被害者の会を結成されました。その会で、被害者の会の弁護人を

務めていた弁護士が言ったひとこと。

 

 

 「皆さん、家族を奪われた被害者としてここに集っておられますね? しかし、

私はこう強調したい。 皆さんは、オウム真理教に負けているんです。 オウムに

行ったご家族、自分の意思で行ってますよね。家の中に居心地の良さが、居場所が

なくてリスク覚悟でオウムに行ったんです。居心地の良さが、居場所があれば

リスクを冒してまでオウムに飛び込むことは、ありません。」

 

 こう言った弁護士こそ、オウムに殺された坂本弁護士です。

 

 

 構図は、同じです。親が子供に 「こうせなあかん こうならなあかん」

と言い、妻が夫に 夫が妻に自分の要望をきつく求め、そうなっていないこと

から暴言・暴力を行うことから、望ましくないことが、起こっています。

 

 

 不登校の子どもに「学校に行かなあかん!」と怒鳴ること、私は全否定しま

す。私の長男が小学生の時、15か月登校しませんでした。妻は、大声をあげて

いましたが、私は、受け容れました。

 

 小林正観さんと言う方からの学びがありました。( この方、宗教者では

ありません。ご自身のことを唯物論者と言っておられました )

 

 何があっても受け容れる、それも感謝で受け容れる -

 

 SNSが普及していなかった時代は、家出・自殺・カルトへの入信が一般的

でした。それが、SNSで平易に 「誰か助けて」と求められるようになり、

失踪に繋がっているようです。

 

 親の希望が、命令になり、子どもを奴隷に思うことの危険を書かせて頂きま

した。

 

 小林正観さんの本や 今なら阿部敏郎さんのブログや本をお勧めします。

 

 「~ねばならない」から卒業しましょう!(*^-^*)

 

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