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- 投稿日:2017/04/25
パートナーに求めるモノ
アメリカの心理学者バスは、
アジア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど37にわたる文化圏で1万人を超える人に調査した。
「男女間でのパートナー選択基準」について聞いた。
すると
男性は、女性よりも外見を重視する。
という傾向が強く。
37文化中34の文化圏で見られた。
また、男性は女性と比べ年齢の若い相手を選びたがる傾向もみられた。
一方、女性は男性よりも経済力を求める傾向が強く
37文化中36文化に上った。
また、女性は自分より年上の相手を好みやすい傾向もみられた。
この様なパートナー選択の研究はいくつもあるが、概ね同じような結果が出ている。
では、なぜこの様な結果となるのか。
どうして、男女でこの様な違いが生まれるのか。
バスは、進化心理学の観点からこの様に説明している。
人間は大昔、過酷な環境の中で子孫を繁栄させなければならなかった。
その為、より良いパートナーを選ばなければいけなかった。
妊娠、出産、子育てと危険で、過酷な役割を担う女性は、
安心安全な住みかと安定した食料の供給を求めた。
これが、現代の経済力です。
一方、男性はというと、自分の遺伝子を残す為、
妊娠、出産、子育てが出来る可能性が高い女性。
すなわち、若くて健康的。=外見的要素を求めるのだそうです。
ただし、この進化心理学も仮説にすぎないとの事です。
最近、私もよく聞くようなりましたが、
女性が年下の男性を求める傾向が強くなった様に感じます。
外見的要素ですね。
さらに、経済力も必要になってきているのでは?
これは、ライフスタイルの多様化と女性の自立がそうさせている様に思います。
人間が数百万年にわたって獲得してきたものが、現代で大きな変化が起きているのでしょう。
その結果、先進国での晩婚化、未婚化、少子高齢化に繋がっているのでは・・・