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充填機メーカーナオミ代表駒井の今日のひとこと「家族が変わらずにいること」

充填機メーカーナオミ 代表取締役の駒井です。

先日、ある団体で不登校のおはなし会があり、ゲストとしてお話をさせていただきました。

参加者は少なかったのですが、中身の濃いおはなし会になりました。

 

その中で、なるほどなあと思ったことがあります。

その団体の方で、ご自身のひきこもりの話をしてくれた人がいました。

 

その方は、大学で一人暮らしをするようになったのがきっかけで、

一人暮らしがうまく順応できなくて、計10年在学していた大学時代に、

5年間ひきこもっていたそうです。

 

その方が一番危惧していたことは、自分のひきこもりで、

家族に精神的な負担をかけることだったそうです。

 

しかしながら、ご家族の対応は素晴らしいもので、

「 全く動じることなくいままでどおりで、

普通に接してくれ、父・母・兄、それぞれが自分の人生を楽しんで生き、

私のひきこもりのせいで、家族が暗くなったことはありませんでした。

それが私は、とてもありがたかったです。」

と話してくれました。

 

私は、感動で涙がでそうになりました。

 

いつ、ひきこもりが終わるのかもわからない中、ご家族のみなさんが、

傷ついたその方をあたたかく受け入れて、

いままでどおりの暮らしが、粛々と続いている。

 

どんなにその方は、救われたでしょうか。

 

不登校やひきこもりの人は、自分を責めています。

学校へ行けない自分は、ダメな人間で迷惑をかけていると思っています。

 

家族の何気ない言葉や、物音にとても敏感になっていて、

自分のせいでそうなっているのではないかと、内心ハラハラしながら、

気持ちが休まることなく、日々を送っています。

 

何も悪いことをしているのではないのです。

フルマラソンを終えたときのように

疲れ果てて、休みたいだけなんです。

 

そのときに、家族に理解があって、ゆっくり休めばいいよと

受け入れてくれたなら、どんなにホッとするでしょうか。

きっと癒されてまた元気を取り戻して、自分の人生を歩んでいくことでしょう。

 

逆に、悪者扱いで責められていたら、どこにも行き場が

なくなってしまい孤独になり、より状況が悪化して行きます。

そして、回復も遅れます。

 

普通に考えれば、分かるようなことなのかもしれません。

ただ、学校に行かねばならないと思っている価値観が、

本質を見る目を曇らせます。

 

その方のお話を聞いて、親のあり方を改めて考えさせられました。

 

親はどんなときも、子どもの味方であることがなによりも

大事なんだと本当に思います。

 

 

 

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  • 屯田兵 より:

    上の子、中学一年生。
    勉強大嫌い病。。。

    下の子、小学五年生。
    友達とトラブルが多く、昨日も学校へ呼出し。。。
    転校3回もさせたからかな・・・

    悩みの尽きない家族ですが、家庭を明るくしていこうと思います。

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