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カウンセリング化粧品?

こんにちは!3代目コスメ店長播磨です。

 

友人など聞かれる事があったので書いてみようと思います。
一応、業界人ですが個人の見解程度でお願いします(笑)

 

さて、「カウンセリング化粧品」と「一般化粧品」って何が違うのか?

 

「カウンセリング化粧品」は単語の意味のまま、
『デパート』や『化粧品専門店』が取り扱っている
カウンセリングを前提の化粧品ブランドを指しています。

 

当店(化粧品専門店)で取り扱っているブランド全て当たり前のように
カウンセリング化粧品になってしまいます。

 

そして「一般化粧品」はドラックストア中心に展開し
セルフを主にしているブランドの事を指しているはずです。

 

正直明確なものってないのが答えですが…

 

再販制度撤廃以降、ドラックストアが専門店のコスメや日用品を安く販売し
薬を購入してもらうための来店動機になる商材でした。

 

そこで一般化粧品と混在しないように、
そのまま「カウンセリング化粧品」と言う単語を作った経緯があります。
(私の記憶が確かであれば)

 

そしてドラックストアの価格競争がはじまり
定価販売だった化粧品専門店は全国からどんどん縮小(廃業)していきました。

 

定価販売のコスメがドラックで30%OFFで売られているのだから当たり前ですよね。
競争が過熱して私が知っている限り50%近くまで割引しているお店もあったほど!

 

2016.67blog(ここは40%OFFでした)

 

 ところが、今では “ カウンセリング化粧品〇〇%OFF ” と謳いながら
対象外の注意書きがとっても多く、除外されたブランドはカウンセリング化粧品ではないの?
とも思われてしまうんじゃないかと…とてもややこしい。

 

今まで割引対象ブランドがリニューアルをして対象外ブランドになるのも珍しい話ではないく
同じブランド名なのに、対象と対象外が混在している始末。

 

業界内では当たり前の事でも一般の人にはわからないはず。
どうしても業界都合と言いますか、そういった視点に私は感じてしまいます。

 

もう「カウンセリング化粧品」は過去の言葉になっている気がします。
今となってはそこまで集客力がある言葉とは思えないし…

 

〇〇商品orブランド、ポイント〇〇倍!とかやりますし
そっちの方が消費者としてはわかりやすくなってるかなと(笑)

 

安いにこしたことないのはわかりますからね(笑)

 

また機会があれば書きたいと思います。
今日はこのへんで。

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