スタッフブログ
鈴鹿工場のちょっとした品質向上への道~塗装の時に加工孔に塗料が埋まらない塗り方~
こんにちは。
ダイシン工業 鶴見(修)です。
鉄板に塗装をしてみたものの、加工孔が塗料で埋まっちゃったという経験はありませんか?
まぁないと思いますけど笑
先日工場内を歩いていると下を見つけました。
ある扉の部材が曲げ工程と、補強部材の溶接が完了した後に、塗装を待っている状態です。
その部材に赤い樹脂のピンが刺さっていました。
弊社の既製品のオフィス家具や、壁面収納家具では、あまりこうした施しはしないのですが、
ネジ留めする部材が必要な場合などには、塗装前にこうして、ねじ穴に保護用の樹脂を入れておかないと
ねじ穴に塗料が埋まってしまい、ねじがうまく入らなくなってしまいます。
粉体塗装の場合は、塗膜が非常に厚く固いため、ちょっと塗料が入り込むだけで人力でのねじの打ち込みが
必要になる場合にはお客様からのクレームにつながりかねません。
ダイシン工業では、事前に孔を保護することで、製品の品質を確保しています。
こうした細かい点まで対応しながらお客様に満足してもらえる製品づくりを目指していきます!!