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雨降りのような

こんにちは、スーツ買取.comです。


本日はお買取りさせて頂きましたスーツの中に、少し珍しいディティールの物がございましたので、この場をお借りして紹介させて頂きます。


ご興味ございましたらご一読ください。


その珍しいディティールとはこちらです。

雨降り袖3


いたってごく普通に見える肩回り。


しかし良く見ると肩付け部に“雨が降っているかのようなシワ”が寄ってると思いませんか?


このシワ、南イタリアはナポリ発祥のディティールで通称、「雨降り袖(マニカカミーチャ)」と呼ばれます。


元々は肩パットが入っていないことで出来る仕様なのですが、
正統派スーツの代表とされる英国式スーツは肩パットや芯地、その他副資材が多く使用され、「脱いだ後も独立して立つ」と言われる程に構築的な作りなのに対し、温暖な気候のナポリでは重厚な副資材を省き、シャツのように涼しく、楽に着用出来るようにするために生まれたディティールとされております。


クラシックで硬い印象の英国式スーツに対し、このナポリ式スーツは柔らかい雰囲気やスーツをカジュアルに着こなすことができ、同じスーツというカテゴリーでも印象が変わってくるんですね。


以前、当ブログで解説させて頂いた通り、スーツの足元には内羽根のストレートチップが基本ですが、このややカジュアルなナポリ式のスーツをご着用の際は外羽根やローファーなどで崩したスタイリングの方が相性が良いかと思います。


皆さんもスーツを少しカジュアルで着用することをご希望の際は、安易にジャケパン・ジャケスラに頼らず、あえてこの“雨降り袖”に代表されるようなナポリ式のスーツも選択肢に入れて頂くと、より素敵なスーツライフになると思いますよ。


是非、皆さまの素敵なスーツライフにお役立て下さい。

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