スタッフブログ
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- 投稿日:2013/08/21
夏休みスペシャル企画4日目!!お店のお手伝いに行ってきました☆
茨木市の民間学童施設・「おうち学童」です(*^_^*)
お盆を過ぎて少しずつ日暮れの時間が早くなり、
秋に近づいてきているのかな・・・と思いきや
昨日は14日連続の猛暑日だったようですね
今年の夏は例年以上の暑さで、「夏太り」する犬が多くなっているとか^_^;
それでも「おうち学童」の子ども達は
元気いっぱい残り少ない夏休みをenjoyしています☆
昨日のカリキュラムはまたまた「キッズ社長道場」でした
前日にお話を伺いに行ったドーナツ屋「floresta」さんを
アピールするチラシを作り、商店街の買い物客にそのチラシを配って
売上UPのお手伝いをするというもの
「floresta」の店長さんにインタビューしてきた内容を思い出しながら、
「何を書いたらお客さんが来てくれるかな?」
「開店時間は書いておいた方がいいよね!!」
などとそれぞれが真剣に考えて
一人ひとりとても素敵なチラシを作ってくれました
チラシが出来たら次は
実際に買い物に来た人たちに何と言って渡すか、
手渡し方はどうしたらいいか、シュミレーションを重ねて
準備を整えました(=^_^=)
チラシもできて、心の準備もOK
準備万端でいざ出発
昨日も本当に暑い一日でしたが、
子ども達のテンションはぐんぐんUP
商店街への道中は「歩く」というより「遊ぶ」という感じ。
スタッフの体にまとわりついたり、
どっちが速いか!!と競争を始めたり・・・(^_^;)
でも・・・商店街について買い物に来た「知らない人達」に
チラシを渡すことになると
そんな元気も風船の空気が抜けるように
しゅるしゅる・・・と小さくなってしまいました
大人でも知らない人に声をかけるのはとても勇気のいることですもんね(^_^)
子ども達が緊張するのは当たり前
どんな人がもらってくれそうか
どうやって渡したらいいか
側についたスタッフにアドバイスをもらったり
励ましてもらったりしながら
勇気をだして第一歩を踏み出してみると・・・・
チラシをもらってもらった経験は子ども達の気持ちを
強く・大きくしてくれて、何かを吹っ切ったように
どんどん「知らない人達」に声をかけていく子ども達に変身させてくれました
お店の場所を尋ねられるお客さんに
「この通りをまっすぐ行って左側です」と道案内をしてあげたり、
一人10枚ずつ持って行ったチラシが
ほんの10分ほどでなくなる子も出るくらいでした
中にはチラシをもらってくれない人や
素通りされてしまうこともありましたが、
それでくじけてしまうことなく
みんな自信を持って渡してくれました(*^▽^*)
子ども達が渡したチラシを手に「floresta」さんに行って下さった
お客さんもいらっしゃったようで、
お店のショーケースにたくさん並んでいたドーナツが、
チラシを配り終えるころには残りが少なくなっていて
店長さんにも喜んでいただきました
チラシを全部もらってもらえたこと、
チラシをもらったお客さんがドーナツを買いに行ってくれたこと
たくさんのドーナツが売れたこと
そのどれもが子ども達にとってはとてもいい経験
「(チラシをもらってもらって)うれしかった」
「きもちよかった」
ととてもいい表情を見せてくれました
今回の「キッズ社長道場」は
学校では学べない、実社会の仕組みを自分たちで考え
体験しながら学ぶというプログラムでした。
ここまでの4日間、いろいろな経験をして、
「実社会の仕組みを学ぶ」という難しいことはさておき、
お店の方がどんな思いでお仕事をされているかを感じたり、
そのお店をアピールするチラシを作ることで
「相手の思いを考えて」行動したり
「知らない人に声をかける」という勇気を持ったり、
その他にもいろいろな力を身につけてくれたように思います。
「心の成長」は
「勉強したらテストの点数が上がった」というように
目に見える成果が出にくいものですが、
これから大人になっていく子ども達にはとても大切なことです。
「おうち学童」ではそういう目には見えないけれど
大切なことを育むお手伝いをしていきたいと考えています