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- 投稿日:2015/10/01
この時期から始めよう。乾燥肌対策
こんにちは。エステサロン ピュールボーテです☆
今日から10月ですね。秋頃から感じ始める乾燥肌についてのお話です。
夏が終わり、確実に空気は乾燥し始めていますね。
冬が近づくとからだのあちこちがかゆくなる・・・、そんな方も多いのでは?
脚や腕にかゆみや湿疹がでるなんて経験ありませんか?
これから「保湿」が欠かせません。
自分のスキンケア、入浴の方法をちょっと見直してみませんか?
まず肌の乾燥のメカニズム。
乾燥肌とは皮膚の一番上を覆っている角層に水分が少ない状態のこと。
皮膚の表面は死んだ角質細胞が並んでいます。この層が角層です。
角層は水分を保持する保湿機能があります。
保湿成分は角層の表面を覆う皮脂膜、
それと天然保湿因子(NMF)、細胞の間を埋める細胞間脂質(セラミドなど)の3つです。
これらが肌の水分の蒸発を防いでくれています。
すなわちこれらの保湿成分が角層から失われると皮膚は水分を保てなくなるのです。
保湿成分は年齢を重ねるとともに、減少します。
そして脚や腕にはもともと皮脂を分泌する皮脂腺の数が少ないため、乾燥しやすい場所です。
すねや腕がかゆくなりやすいのはこのためです。
ではこの3つの保湿成分を保つために、気をつけなくてはならないことは何でしょう。
★まず入浴方法を見直しましょう。
熱いお湯につかっていませんか?食器を洗うときのことを考えてみてください。
油ものの汚れを洗うときはお湯の温度が高いほうが落ちますよね。
私たちの皮膚は皮脂膜で覆われています。
皮脂・・・つまり字は違えどアブラな訳です。
熱いお湯に浸かれば皮脂は落ちやすくなります。
冬場に手が荒れる方は熱いお湯で手袋もせず食器を洗っていませんか?
そこに中性洗剤も使っているわけですから、水分の蒸発を防いでいる皮脂膜は
剥がれ落ちてしまい、かさかさ、ひどいとひび割れもおこします。
お風呂の温度に注意が必要なのはおわかりいただけますね。
それとナイロンタオルの使用はやめましょう。角層が傷つき壊れてしまいます。
角層に傷がつくと、そこから3つの保湿成分はどんどん失われていきます。
やさしく手で洗うのが一番。汚れはしっかり落ちていますよ。
できれば使う洗浄剤にもこだわりたいですね。
植物油でできた石鹸など、界面活性剤を使用していないものをおススメします。
入浴後は顔なら5分以内、からだは15分以内を目安に保湿しましょう。
顔を拭くときもタオルでゴシゴシ拭かず、やわらかいタオルをやさしく顔に押し当て
水分を吸わせるようにしましょう。
★肌に触れる衣類も見直しを!
肌に直接触れる衣類や下着も見直してみてください。
チクチクするセーターなど化学繊維は皮膚を刺激します。
できるだけコットン製品を身につけましょう。
からだのサイズに合わない下着をつけて圧迫、刺激するのもよくありません。
★室内の湿度に注意!
暖房の利いた室内の空気は乾燥しています。加湿器などを利用しましょう。
電気毛布、電気カーペットも室内の温度を押し上げて、湿度を下げる一因に。
特に電気毛布は乾燥肌を助長しますので要注意です。
★ストレスにも注意!
これは冬に限ったことではありませんが、ストレスは血管を収縮させます。
充分な血液が巡らなければ、細胞に必要な酸素、栄養が行き届きません。
ストレスは乾燥肌の原因になることがあります。
今の時期からこれらのことに注意して、乾燥肌を予防しましょう!