中学二年生から神主に憧れ、六十歳になったら神職になろうと計画してきました。それが、結婚式・神前式のお手伝いをすることになり、予定より15年も早く神社庁より権正階と言う位を頂きました。私は、神道を宗教としてでなく、日本の美しい文化、生活習慣、作法と伝統として また日本人が自然と共存し、神を感じ感謝し、怖れそして祀り、生きていく美しさを世界に発信したい。
神社や神道を勉強したい一般の方に、一般の方の目線に立ち、ご紹介できる立場になりたいと思います。
普段の生活において、手を合わせ、感謝できる時間と空間を持つことが、人間としての成長につながり、良きご縁を頂けることだと思います。!
大阪・天満橋、東京・新宿にある結婚式場ブレスアスオール。
その東京を運営する株式会社BUAホールディングスの代表取締役 川辺徹です。
当式場はチャペル式の結婚式場をメインでお手伝いしてまいりましたが、近年、見直され徐々に増えてきている、
日本式の結婚式「和婚」に触れるうち、この素晴らしい伝統的な結婚式を絶やしてはならない、
それどころかより多くの方々に「和婚」の良さを知ってもらいたいと思うようになりました。
東京では品川神社、居木神社、芝大神宮、赤坂氷川神社、湯島天神、赤坂豊川稲荷などでの結婚式をお手伝いし、大阪では御霊神社や大阪城内にある豊国神社での撮影などもお手伝いしております。
そして平成20年、品川神社の宮司との出会いが転機となります。
「そんなに熱い思いがあるなら、神職になれば」
という宮司の言葉に触発され、平成23年に大阪國學院の受験。
平成25年4月卒業を迎え、45歳にして神職となりました。
このブログ、祝詞を通し多くの方々へ
自分の運命を決める仕事、友人、恋愛、等の縁を結ぶ想いをお届けできればと考えています。
12時40分 受付
13時より15時まで
JR浜松町、地下鉄大門駅近く、芝の増上寺横にある
芝東照宮において、
良縁祈願参拝 & 祝詞セミナーを行います
私は、祝詞担当となります。
是非、毎日の生活のほんの10分、祝詞をあげて
清らかな心を作る時間を持ちませんか?
そのための、入門講座を年4回行います。
お気軽にご参加ください!!
お待ちしております。
- ニュース
- 投稿日:2013/10/30
謡曲『高砂』の唄で、新郎新婦入場!相生の松によせて夫婦愛と長寿を言祝ぐ唄。
高砂や この浦舟に 帆を上げて この
浦舟に帆を上げて
月もろともに 出潮(いでしお)の
波の淡路の島影や 遠く鳴尾の沖過ぎて
はやすみのえに 着きにけり
はやすみのえに 着きにけり
結婚式では「出潮⇒入潮(いりしお)」
「遠く鳴尾⇒近く鳴尾」と変えて謡う場合が多い。
四海(しかい)波静かにて 国も治まる
時つ風 枝を鳴らさぬ 御代(みよ)なれや
あひに相生の松こそ めでたかれ げにや
仰ぎても 事も疎(おろ)かや かかる代(よ)に
住める 民とて豊かなる 君の恵みぞ ありがたき
君の恵みぞ ありがたき
『高砂』(たかさご)は、能の作品の一つ。
相生の松によせて夫婦愛と長寿を愛で、
人世を言祝ぐ大変めでたい能である。
古くは『相生』『相生松』
と呼ばれた。
ワキ、ワキヅレがアイとの問答の後、
上ゲ謌で謡う『高砂や、この浦舟に
帆を上げてこの浦舟に帆を上げて、
月もろともに出で潮の波の淡路の
島影や、遠く鳴尾の沖過ぎて、
はや住吉(すみのえ)に着きにけり、
はや住吉に着きにけり』は
結婚披露宴の定番の一つである。
唄には、夫婦和合の妙(ハウツー)
の意味がある。
高砂の松と住吉の松とは相生の松離れていても夫婦であるとの伝説を説き松の永遠、
夫婦相老(相生にかけている)の仲睦まじさを述べる。
粋な和風の余興として、人気が出てきています。
日本の文化は、勉強するとまだまだ知らないこと
が多く、新鮮です。
大切な日本文化を新郎新婦に是非伝えたい。
- ニュース
- 投稿日:2013/10/29
中小企業の経営者は、常に平常心を保ち、商売に臨む! 『得意冷然 失意泰然』の心です。
唱えた後に、校長先生からのお言葉を頂くます。
ちょうど、高校三年生の卒業式間近の頃
「皆さん!もうすぐ卒業式ですね、
先日あなた達の卒業生の中で
有名な体操の選手、具志堅さんが
ロサンゼルスオリンピック
に決まりました!!と報告に来てくれ
ました。そこで、先生、オリンピックに
行くにあたり、何か言葉を下さいと
言われましたので、
『平常心』でいなさいと言いました。
あなたたち、卒業する生徒も
同じです。人生と言うのは、
長いながい道、ずーーと
歩いて行きます。その時に
良い時もあれば、悪い時もある
良い時は、浮かれるし、
悪い時は、落ち込むでしょ
だから、良い時は、
ああもうこんな良い時は、そんなに続かないぞ、、と気を引き締め。悪い時は、こんな
に、悪い
時は、もう続
かない、と自
分を叱咤激励
するのです。
そして
『平常心』
を保つ事が
人生におい
て、大切な事
です。
二十七年前の
高校生の時に話
を頂いた事です
が、今だに鮮
明に覚えていま
す。それは、失
敗した時に「こ
の失敗は、この
悪い事はそんな
に続かいないと
思え」と言うのは、
納得したのです
が、良い時に、
この良い時は、
余り続かないと
思うのは、違う
のとちゃうか?
と思ったからです。
良い時、嬉しい時は、ずうーーーと嬉しい、良い時が続いて欲しいと思うやんか!!と
思っていたからです。
今、中小企業のおやじになり、商売をやっていく中で、高校時代に頂いた『平常心』
常に心を平らに持っていることは、大切な事やなーーと、本当に、心より思います。
商売が、良い時には、特に、それをぱっぱ、ぱっぱと次の投資や、贅沢に
使うのではなく、金がある時こそ、慎重になり、投資する
慎重になり、貯める。 と言うことが、とても大切です。
また、悪い時こそ、この言葉を思い出し、落ち込むことなく、投げ出すことなく
明るく楽しく元気よく、立ち向かって、自分を奮い立たせることが大事です。
そして、中條先生に教えて頂いた、言葉も重ねて感じます。
それは、
『得意冷然、失意泰然』
まさに、この言葉につまっているように思います。
高校時代に頂いた、「平常心」と「得意冷然、失意泰然」
この言葉を大切にしていきたいです。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/28
三献の儀(三三九度)にて、恩頼(みたまのふゆ)を頂く。
お客様が、疑問に思われたこと。
「三献の儀(さんこんのぎ
:三三九度)において、神様
のお酒、お神酒を頂き神様
より恩頼(みたまのふゆ)
を頂きます。
『みたまのふゆ???』
まず、一献から説明をします。
一献は、正式な場において、
三つの杯で一杯ずつ飲むこと
三献は、これを三回繰り返す。
三三九度は、三種類の杯で、
一献づつ行い、三献を行う
から九杯頂く。
三三九度の歴史的には、
だいたい室町時代に、武家
礼法によってその基礎が
できたとされ、しかもこの頃は
結婚式だけではなく他の
おめでたい儀式の時にも
三三九度が行われていた
ようです。
神話の中に、スサノオミコト
が、ヤマタノオロチに酒を
飲ませて退治したことが
出てきます。これは、
「酒(サケ)」の語源が、
「栄え」の意味のほかに
邪気を「避け」るの意味
があるからだと言われて
います。
神前式において、三三九度に
使う酒は、「夫婦固めの盃」
そして「親族固めの盃」
に使用します。 これは、
新郎新婦だけでなく
両家が同じ身内になる
ことによりその繁栄を
祈る意味が込められて
います。
酒は、ご神前にお供えされて
酒から、お神酒(おみき)、
神様の御霊の入った酒へと
変わります。
この神様の御霊の入った酒を
頂くことにより恩頼を頂くのです。
恩頼(みたまのふゆ)とは、
皇神や天皇の霊威による恩恵を常に
こうむっているという古来の信仰を
表現した語。
ミタマは霊魂、フユは「触る」「振り」
「殖ゆ」の意味で、尊貴ま霊魂に
接触することでミタマの力が加護
増殖される意と解釈される。
『日本書記』には、オオナムチ、
スクナビコのはたらきで、療病、
まじないの法が伝えられ、
人々が恩頼をこうむっていると
いう記載がある。景行紀に
ヤマトタケルは「頼皇霊之威
(みたまのふゆにより)」
て熊襲国を撃ったとある。
神前式において、神の恩頼(みたまのふゆ)を頂き、末永く良き家庭を築いて頂きたいです。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/27
日本の国歌に出てくる「さざれ石」ってどんな石?
君が代は 千代に
八千代に
さざれ石の
いわおとなりて
こけのむすまで
その際に、この歌の
意味に興味を持った
子供が、『さざれ石』って
どんな石と
質問されました。
調べてみると、
さざれ石(細石、さざれいし)は、もともと小さな石
の意味であるが、長い年月をかけて小石の欠片
の隙間を炭酸カルシウム(CaCO3)や水酸化鉄が
埋めることによって、1つの大きな岩の塊に変化し
たものも指す。学術的には「石灰質角礫岩」などと
よばれる。石灰岩が雨水で溶解して生じた、粘着力
の強い乳状液が少しずつ小石を凝結していき、
石灰質の作用によってコンクリート状に固まってできる。
日本人のこの自然との共存している、自然に神を感じる民族ならでは
歌のように重さを感じます。
自然を制圧して、すべて人間の思い通りにするというのではなく、
ゆっくりとゆっくりとながい歳月が、経ったらいくら細かい石であれ
石と石が積み重なりからみあい、一つの大きな石、岩になっていく
「サムシンググレート」何か見えない力、の作用もあるように感じる
時間軸、人間が一人一生涯かかってもその時間軸に観察してみる
レベルをはるかに超えた時間軸に歴史や環境、時間と空間の
全てを自然は、人間を超越していることを感じる
また、その自然の神と一緒にまた、神は、人間よりも上の者として
「上」(かみ)とあがめて、畏怖の心と尊敬、崇敬する心が
日本人にはあり、この歌が出来たように感じます。
天皇陛下が、またその天皇陛下のもとで一緒に民衆が、
長い長い時代を生きていく、
國體を中心としているから、日本人が、この國體を大切に守って
来ているから、続く神秘な国なのだと思います。
国歌を大事に、國體を誇りに、次世代に伝えたい。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/26
社会人一年生から約二十一年お世話になっている神田明神。素晴らしい神縁に感謝。
いていい年だ。 大学の仲間は、銀行の中でもそれぞれの部署の主要なポストに今は、
いる。 出世したなーと焦りも覚える。
私のように、途中で退職して、家業を
継いだり、独立した人間にとっては、
まったくの異業種となってしまった。
テレビドラマの「半沢直樹」のドラマ
の舞台にもなった銀行。
ドラマの元の小説の作家も同じ
銀行出身で同じ支店で働いて
いたという同期も中にいた
のには、びっくりした。
平成四年入行
私の銀行員出発一店舗目の
支店は、神田橋にあった。
地理的に毎年初詣は、神田明神
に支店全員で参拝に行った。
神田明神は、高台にあり、
遠くには、浅草方面までずーーと
見渡せたのだと思う。
現在では、遠くにスカイツリーが
望める。
神田明神さんは、江戸に鎮座して
1300年近くの歴史。江戸時代には、
「江戸総鎮守」として将軍様から
江戸庶民にいたるまで
江戸のすべてを守護されました。
そして今もなお、東京、神田、日本橋、
秋葉原、大手町・丸の内など
108の町々の総氏神様として、
この東京都心をお守っている神社です。
ご祭神は、三柱祀られ、
一柱 大己貴命(おおなむちのみこと)
別名は、大国主命(おおくにぬしのみこと)
商売繁盛の大黒さん
二柱 少彦名命(すくなひこなのみこと)
えべっさんとも言われ、商売繁盛と
薬の神様
三柱 平将門命(たいらのまさかどのみこと)
戦いの神様、関東地域の民を守った神様
私のサラリーマン時代の象徴的な神社
と自分で考えていました。
平成十一年
銀行を辞めて五年後、結婚をして、
再び東京秋葉原に来ての仕事を
始めた際も、新居が秋葉原で、
蔵前橋通り沿いのビルに住んでいた。
時に、朝のランニングに、
神田明神の裏参道を走って登った。
平成二十四年
初めて銀行時代に社会人一年生と
して参拝した神田明神において
大阪國學院二年生の指定神社
修務実習の神社において
神田明神にお世話になりました。
就職して東京に来て二十年以上
神田明神のお導きで様々の
ご縁を頂き、東京での仕事、生活
をしている私です。
ご縁を頂き感謝を致します。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/25
素敵な石に出会いました。
普通に妹と夜中まで、色んな話をしている時に、妹がたまたま買っていて それまでは、
文鎮替わりに使っている石。
私には、輝いていて光って
見えた石。
名前もちゃんとあって、
『ラブラドライト』
です。
半年前に銀座にて、
家内が、「私もパワーストーン
として石が欲しい。」と、
家内に誘われて行った
石屋。
「相性が良い」と彼女が
購入したのは、石は、石でも
宝石で! 予算の約30倍!
ワァオーーー
しかし、今回のこの私の石は、
予算通りの3000円!
ちなみに、妹が購入した
のは、二千円。 あ~
素晴らしい石に出会えた。
この石は、宇宙を感じる。
現在、浄化の水晶の上に
置いて、神棚に飾っています。
確かにこの石を触っていると、
癒されて、元気になります。
不思議に思い、
この「ラブラドライト」と言う
石を調べてみました。
月、太陽を象徴するといわれるラブラドライトは、
根気強い実行力を養い、信念を貫けるよう
導く力があるとされます。そして、特に「虹色」の
光を持つものは、「霊性を高める石」として尊ばれ
予知能力や霊的な能力を敏感にし、オーラバランス
を整えると言われています。
まさに、出逢ってしまった!!
嬉しい出会いに感謝。
古事記の中にも、「三種の神器」として
・八咫鏡
・八尺瓊勾玉
・草薙剣
があるように、刀と鏡と勾玉、つまり石に
古代の日本人は、「神」、「神聖」な物を
感じていたのでと思う。
「神聖」「霊性」を感じる石を選び、
装身具、飾りとして、身につけて、
肌につけて、パワーをもらったのかな?
と感じます。
写真は、紫色バックのものが、
5世紀の古墳時代の物で
福岡県 宗像大社にある
滑石製子持勾玉
縦に二つ並んでいるものは、
やはり5世紀古墳時代の物
奈良県 大神神社にある
子持勾玉
沢山の勾玉がある
写真は、8世紀ごろのもの
だんだんと形が滑らかに
なってきている。
加工技術が良くなっている
のか、肌につけての
装飾品の感じが出てきている。
今まで、石は、石としてしか感じなかった
私には、不思議な、不思議な
出会いでした。
霊性な、神聖なこの石。ラブラドライトを
大切にしていこうと思います。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/24
結婚式の日程を決める時に気にする『六曜』とあまり有名でない『二十八宿』
13日も19日も「大安」だ!
13日は、三連休の真ん中の大安。
19日は、休みの日の前の土曜日の大安。
本当に忙しい日だった。
よくよく新郎新婦にお聞きすると、
どうせ結婚式をするなら、「大安」
でしょう。と言う。 言うほど強い
意味はないように思う。
六曜について、調べてみよう。
六曜(ろくよう・りくよう)は、先勝・
友引・先負・仏滅・大安・赤口の
六種をいう。
六曜は先勝→友引→先負→仏滅
→大安→赤口の順で繰り返すが、
旧暦の毎月1日の六曜は以下の
ように固定されている。
1月・7月 | 先勝 |
2月・8月 | 友引 |
3月・9月 | 先負 |
4月・10月 | 仏滅 |
5月・11月 | 大安 |
6月・12月 | 赤口 |
ことになる。定義としては、旧暦の月の数字
と旧暦の日の数字の和が6の倍数であれば
大安となる。
しかし、新暦のカレンダーの上では、
規則正しく循環していたものがある
日突然途切れたり、同じ日の六曜が
年によって、月によって異なってい
たりする。このことが
神秘的な感じを与えるらしい。
計算のあまりによって「六曜」を
求めることができる。なお「月」「日」
には旧暦をあてる。
(月+日)÷6=?…あまり | ||||||
あまり | 0 大安 |
1 赤口 |
2 先勝 |
3 友引 |
4 先負 |
5 仏滅 |
・旧正月(1月1日(旧暦)):1+1=2, 2÷6=0あまり2→先勝
・旧雛祭り(3月3日 (旧暦)):3+3=6, 6÷6=1あまり0→大安
・旧端午(5月5日 (旧暦)):5+5=10, 10÷6=1あまり4→先負
・旧七夕(7月7日 (旧暦)):7+7=14, 14÷6=2あまり2→先勝
・月見(8月15日 (旧暦)):8+15=23, 23÷6=3あまり5→仏滅
・月見(9月13日 (旧暦)):9+13=22, 22÷6=3あまり4→先負
・旧七五三(11月15日 (旧暦)):11+15=26, 26÷6=4あまり2→先勝
真剣に家を建てるなら、「二十八宿」で日取りを
決めた方が良いとよく言います。
「二十八宿」ってなんだ?
古くから中国で研究された「天文学」である。
中国星座の黄道12星座に相当
するのが,「二十八宿」と呼ばれ
る28の星座です。
二十八宿は,月が27.5日かけて
天球を1周するとき,一晩ごとに
1つの「星座=星宿(せいしゅく)」
を移動するように
割り振られたものです。
二十八宿の起点は秋分点に近い
「角宿(かくしゅく),おとめ座中央部」
にあります。
この二十八宿は,太陽・月・惑星の
位置と動きを表現することに用いられ,
当時の天文学上も,非常に重要な
ものであったようです。
それぞれの星宿の中で,西端に
位置する比較的明るい星を「距星(きょせい)」
といいます。 そして東隣の距星との間の
領域を,その距星の名前を付けた「宿」と
呼んでいるわけです。
二十八宿一覧
日本で使われている二十八宿の一覧を示す。28の星宿は、4方位の7つずつのグループに分けられ、それぞれの方位に青龍・玄武・白虎・朱雀という各方位の獣神の姿を当てはめている。
名 | 和名・訓読 | 距星 | 吉凶 | |
---|---|---|---|---|
東方青龍 | 角 | すぼし | おとめ座アルファ星 | 着始め・柱立て・普請造作・結婚に吉。葬式に凶 |
亢 | 網星(あみぼし) | おとめ座カッパ星 | 衣類仕立て・物品購入・種まきに吉。造作に凶 | |
氐 | ともぼし | てんびん座アルファ星 | 結婚・開店・結納・酒造りに吉。着始めに凶 | |
房 | 添星(そいぼし) | さそり座パイ星 | 髪切り・結婚・旅行・移転・開店・祭祀に吉 | |
心 | 中子星(なかごぼし) | さそり座シグマ星 | 祭祀・移転・旅行・新規事に吉。造作・結婚に凶。盗難注意 | |
尾 | 足垂れ星(あしたれぼし) | さそり座ミュー星 | 結婚・開店・移転・造作・新規事に吉。着始め・仕立てに凶 | |
箕 | 箕星(みぼし) | いて座ガンマ星 | 動土・池掘り・仕入れ・集金・改築に吉。結婚・葬式に凶 | |
北方玄武 | 斗 | ひきつぼし | いて座ファイ星 | 土掘り・開店・造作に吉 |
牛 | 稲見星(いなみぼし) | やぎ座ベータ星 | 移転・旅行・金談など全てに吉 | |
女 | うるきぼし | みずがめ座イプシロン星 | 稽古始め・お披露目に吉。訴訟・結婚・葬式に凶 | |
虚 | とみてぼし | みずがめ座ベータ星 | 着始め・学問始めに吉。相談・造作・積極的な行動に凶 | |
危 | うみやめぼし | みずがめ座アルファ星 | 壁塗り・船普請・酒作りに吉。衣類仕立て・高所作業に凶 | |
室 | はついぼし | ペガスス座アルファ星 | 祈願始め・結婚・祝い事・祭祀・井戸掘りに吉 | |
壁 | なまめぼし | ペガスス座ガンマ星 | 開店・旅行・結婚・衣類仕立て・新規事開始に吉 | |
西方白虎 | 奎 | 斗掻き星(とかきぼし) | アンドロメダ座ゼータ星 | 開店・文芸開始・樹木植替えに吉 |
婁 | たたらぼし | おひつじ座ベータ星 | 動土・造作・縁談・契約・造園・衣類仕立てに吉 | |
胃 | えきえぼし | おひつじ座35番星 | 開店・移転・求職に吉 | |
昴 | すばるぼし(六連星:異称) | おうし座17番星 | 神仏詣で・祝い事・開店に吉 | |
畢 | あめふりぼし | おうし座イプシロン星 | 祭祀・取引開始・普請開始・土地開拓・縁談に吉 | |
觜 | とろきぼし | オリオン座ラムダ星 | 稽古始め・運搬始めに吉。造作・衣類着めに凶 | |
参 | 唐鋤星(からすきぼし) | オリオン座ゼータ星 | 仕入れ・納入・取引開始・祝い事・縁談に吉 | |
南方朱雀 | 井 | ちちりぼし | ふたご座ミュー星 | 神仏詣で・種まき・動土・普請に吉。衣類仕立てに凶 |
鬼 | たまをのぼし | かに座シータ星 | 婚礼のみ凶。他の事には全て吉 | |
柳 | ぬりこぼし | うみへび座デルタ星 | 物事を断るのに吉。結婚・開店・葬式に凶 | |
星 | ほとおりぼし | うみへび座アルファ星 | 乗馬始め・便所改造に吉。祝い事・種まきに凶 | |
張 | ちりこぼし | うみへび座ウプシロン星 | 就職・見合い・神仏祈願・祝い事に吉 | |
翼 | 襷星(たすきぼし) | コップ座アルファ星 | 耕作始め・植え替え・種まきに吉。高所作業・結婚に凶 | |
軫 | みつかけぼし | からす座ガンマ星 | 地鎮祭・落成式・祭祀・祝い事に吉。衣類仕立てに凶 |
|
「結婚式」と言う大事な日には、これらを使い日程を選ぶのも
大事なのかもしれない。
|
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/23
日本刀と神道, 「三種の神器」の物語
先日の千葉中條塾の勉強会の中で、刀匠 松田次泰さんにお会いした。
刀匠と言うとすごく、縁の遠い方かと思っていたが、それは単なる自分の無知なだけでした。
人間母から生まれてきた際に、へその
緒を切る、また死んで棺桶に入る際に
また、結婚式の白無垢を着て嫁ぐ際の
決意を固め守り刀として懐剣を小物に
入っている。
昔は、このような人生の節目には、
日本刀名刀匠の小刀を使ったと
聞きました。
日本人の刀への思いの強さを
学んだ時間でした。
神様をつくって
いるんだ
と言う言葉に、引き込まれました。
工房の周りは、注連縄を張り巡らせ
一心に鉄を打ち、魂を入れる。
何本造ってても、何年掛かっても
納得いかないとつくり直しだ。
古事記の神話において、天の岩戸に
お隠れになった天照大神。
太陽の神が姿を隠したので、天上も
地上もすべて闇にとざされ、あらゆる
災いが起こった。
八百万の神々は、祭を始める。
八咫鏡(やたのかがみ)と八尺瓊勾玉
(やさかにのまがたま)を造り、榊を
つけて、それを忌部氏の祖先神
布刀玉命が捧げ持つ、中臣氏の祖先
神天児屋命が祝詞を奏した。
天宇受売命は神がかりして踊った。
天手力男神が天照大神の手を取って
外へ引き出す。
須佐之男命は高天原を追放される
出雲の地に降り、櫛名田比売を助けて
結婚する、 退治した大蛇の尾から
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)が
出てくる。のちの草薙剣(くさなぎのつるぎ)
以上の三つ
・八咫鏡
・八尺瓊勾玉
・草薙剣
これは、皇室にうけつがれて皇位のしるしとなる、
三つ目の写真の刀は、奈良 石上神宮の宝庫に伝来した神宝で
「七支刀(しちしとう)」
と言う。
刀には、神が宿る。 形代である。
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/20
近畿圏にある式内社二十二社と全国にある「一宮神社」というのは、どう成立したのか?
神社、パワースポット巡りが人気。 神社の氏子の中には、『一の宮参拝の会』
などがあり、全国の一の宮を参拝し、ご朱印を頂くことが、流行だと雑誌で
読みました。また、ご朱印の入物る袋も色々とオリジナルが出てきています。
近畿圏でパワースポット神社と
言えば、式内社二十二社。
また全国では、「一の宮」。
これら式内社と一宮の歴史
が、気になります。
平安時代初期、風雨の順調を祈る
祈雨・止雨や、年穀の豊穣を祈る
祈年穀、天変地異への祈攘などを
理由に名神へ臨時奉幣を行った。
醍醐天皇の延喜二年(九〇一年)
伊勢(内宮、外宮)、石清水、賀茂
(下上)、松尾、平野、稲荷(伏見
稲荷大社)、春日(春日大社)
大原野、大神神社、石上神宮
大和神社、広瀬神社、龍田大社
住吉、丹生、貴船神社の十六社。
これらを十六社奉幣という。
その後、吉田神社、北野天満宮
広田神社、梅宮社、八坂神社、
第七十二代白河天皇の永保元年
(一〇八一年)、日吉社を加え
二十二社奉幣の制度が確立した。
全国の一宮の歴史は、律令制度と
ともに広がった。
地方の長官である国司は中央から
任国に赴任すると、まず国内に
鎮座する諸神社を参拝した。
これは新任の最初の重要な行事
であった。
これを『国司神拝』という。
それぞれの国では、国司が崇拝
する神社を管理するための台帳
を作成した。
これが国内神名帳で、
『延喜式神名帳』の体裁に準拠
して作成された。
国司は、国内神社管理として、
最上位の神社を一宮、二宮
三宮と序列化した。
これを「一宮制」と呼ぶ。、
十一世紀末から十二世紀中
に成立した。
日本には当日七十余国の国
に分かれていた。
平安時代より、この中央律令
制度が、出来上がっていく。
全国と言うのは、この歴史が
あってそのように呼ぶ。
一宮は、それぞれの
国の国司が大事に
した神社。
是非とも、全国の一宮
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- ニュース
- 投稿日:2013/10/19
「東照公遺訓」は、人生においてとても大切な言葉と教訓。心にずどん!と響いた。
東京は、芝大門の徳川家の菩提寺増上寺のすぐ横に、芝東照宮があります。
緑豊かな、東京の軽井沢とも宮司は、おっしゃっていますが、敷地面積二千坪。
芝東照宮の境内には、三代将軍家光(父は二代将軍秀忠、母はお江)が植えたと
される樹齢350年の銀杏の木が大きい巨木として生えている。
明日の十月二十日に芝東照宮において、
良縁祈願参拝&祝詞
勉強会を行う手前、
打ち合わせ等でよく、
出向いている。
そこで、頂いたこの
「東照公遺訓」
感動しました!
何度も何度も読みました、人生ってこうだ!と思いました。
人の人生は重荷を負いて、遠き道をゆくが如し。
いそぐべかず。
不自由が常とおもえば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基(もとい)。いかりは敵とおもえ。
勝つ事ばかり知りて負くるをしらざれば害、
その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
<東照宮の歴史>
元和二年(1616年)4月に徳川家康が
逝去すると、梵舜によって、吉田神道の
祭式で、葬儀を任され家康を久能山
(久能山東照宮)に埋葬した。
家康一周忌において、天台僧の天海が、
山王一実神道の祭式で日光山(日光東照宮)
に改葬した。朝廷は、家康に東照大権現
の神号を宣下し、神仏両面から祀られた
のである。
家康は、国の安泰と日本文化の発展に
とても貢献した江戸時代を作った人。
この遺訓は、本当に中小企業の経営者の
心にずどんと! 響きました~