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- 投稿日:2016/10/14
一昨日 12日の 銀行交渉セミナー の内容のごく1部(^_^)
一昨日12日の18時から2時間、梅田のある会議室で いつものS先生にお話をして
頂きました。
今までと違ったのは、「金融仲介機能のベンチマーク」の解説を「あんこ」になさった
こと。
↓
http://www.fsa.go.jp/news/28/sonota/20160915-3.html
◎金融機関が、取引先企業の事業の実態をよく理解し、融資やコンサルティングに取り
組むことによりそのニーズや課題に適切に応えていくことは、企業の価値向上や生産
性向上を通じて我が国経済の持続的成長につながるとともに、金融機関自身の経営の
安定にも寄与するものである。
金融機関においては、ベンチマークの趣旨や目的をよく理解し、企業の価値向上等に
資する金融仲介の取組みの実績を着実に上げていくことを期待している。
上記は、金融庁HPの「金融仲介機能のベンチ・マーク」の中の一文です。昨日、
そのサイト中のpdfの中身の解説をS先生、して下さいました。
今の金融庁長官のことば 「金貸しに徹するな!金融機関の使命は企業を育てる
ことである!!」
各銀行 ボーーゼン、が本音とのこと。今まで、正常先から破たん懸念先・破綻先と
ランキングして、赤字企業への融資は各銀行、ご法度としていました…。
各銀行が、融資先の経営力向上にどのように尽力したか、リスケをした先をリスケ後も
指導しているか、融資先・融資見込み先に何度出向いて、どの程度の時間でどのような話
をしたか、また各銀行の生産性がどれほど向上しているか、融資先の生産性がどれほど向
上しているか - 以上を調査しておくように。
銀行員の皆さん、頭を抱えておられるはずです。メンタル・ヘルス、やられても
おかしくない内容です。
困難ではなく、不可能ですから…
S先生のお話、さらに続きます。
事業性評価 - 各銀行、各企業をそれぞれに評価し、融資なさってください。
中小企業の73%は、赤字ですが、それでも成長性を診極めて自己責任で融資する
ように。
特に地銀・信金・信組は、地場の企業を育てるのが仕事。( -と今の金融庁長官は
おっしゃる)
どこの企業を支援すればよいか - 中小企業等経営強化法の認定を受けている企業、
とされています。
ところでこの中小企業等経営強化法についてですが、文書5枚の内 3枚は読むだけ。
あとの2枚、所在地・企業名・事業内容と5年後の夢( 実現を担保する必要ありま
せん )を書くだけ。
認定機関は、各業種を管轄する省庁。実は、このような仕事にほとんどの省庁、慣れて
いません。
だから、今が旬!
認定を受けると 一定額の設備投資を行なうと3年間固定資産税が半分になるという
こともありますが、何より、政策公庫・商工中金から低利で融資を受けられる、そして
助成金・補助金が受けやすい - こんなメリットもあります。
以上、セミナーのごく一部の内容を記しました。
次回は、11月15日 18時から梅田の関西文化サロンでの開催となります。
よろしくどうぞ!ヽ(^。^)ノ