スタッフブログ
- 事業承継
- 投稿日:2016/05/16
事業を承継され、今も奮闘されている方のお話をお聞きしました
5月14日、ある会場でイベントが催されました。「軍師総会」と言うイベントです。
大島康義さんと神崎充さんと言うお2人が主宰されている軍師アカデミー。
主として後継者が8か月間 月に2日間の学びを行なうスクーリングですが、その卒業生の
集いが「軍師総会」です。 その中での出来事について簡単にご報告申し上げます。
箇条書きさせて頂きますね。
1)ある地方都市の書店に嫁がれた方のご報告
・23歳で書店を経営していたお宅に嫁入り 当時は、義理のお父さんが
社長でやり手と思われていた。 2店舗、経営していた。
・業績も好調だったので 近くの商店街にもう一店舗出すことになった。
銀行からの借入額に驚いたが何とかなると思っていた。
・業績が悪化。義理の父の健康が思わしくなく、後継者であるはずの
夫が仕事から逃避し始め、居酒屋に入りびたりに。
・ますますの業績悪化。義父の死去、結果、倒産。 軍師での学びが
もっと早ければと悔やんだ。
・後継者の妻としての道は 3つ。
夫と同じ船に乗り、経営に参画する / 他所の会社で活躍する /
今の社長や後継者の夫が頼りなかったら友好的に事業を乗っ取る
・8つの罠すべてに陥っていたように思う。 後継者の妻も軍師を学ぶべし。
2)大阪の鉄工所の後継者の方からの語ご報告
・大正4年に設立され、今年101年目。 4代目です。
・実は、大手取引先からの受注が途絶え、売上半分に。
・現社長(父親)の片腕の番頭さんも一般社員と一緒に団体交渉に
加わった。 その数、22回。 精神的に追い詰められた。
・労働争議 7か月。 ファブレスの「工場」として再起を始めたのは
昨年暮れ。
社員の8割退職してくれた。
・あきらめなかったのは、2年前に父の勧めで大島先生のセミナーを
聞いて 軍師アカデミーに参加できたから。( 6期 )
・まだ問題山積している。 軍師力を用いてコツコツ解決していきたい。
上記、雑ですが、ご報告とさせて頂きます。 体系的に経営を学ぶ重要性を再認識
しました。
尚、軍師アカデミーについては下記を ↓
100億の借金から宝塚グランドホテルと言う老舗企業を 3代目経営者として
倒産させたと言う修羅場をくぐられた大島康義さんについては下記で お確かめ
下さい ↓
では!