スタッフブログ
- 情報
- 投稿日:2016/09/29
NHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃」を観て
つい先週 9月25日に放送された、「縮小ニッポンの衝撃」。正に衝撃的な
内容でした。
北海道・夕張市の実情を35歳の市長の活動を織り交ぜながら紹介していました
が、実は、本質的に似たようなことが東京都豊島区で既に起こっている。
この人口減少の及ばす将来は、教育・社会・行政・税収・景気など多くの面から
予想されています。好ましい状況が予想されている訳では全くありません。
ところで、私がこの10年 ほぼ毎月開催させて頂いている銀行交渉セミナー
ですが、その内容は、オーナー経営をされている経営者全員に聞いて頂きたい
と切に思います。
人口減から容易に想像できることのひとつは、国内の若年層の就職者数が激減
すること。
特に巧みの技を持っている中小零細企業の行く末を案じてしまいます。大企業
へのダメージもきっとあるはず。
企業が永続するためには、体に例えると血液となる資金は必要です。その資金
について銀行任せにすることの危なっかしさをS先生から、ずっと聞かされてき
ました。
2-3年前のある時期のビジネス雑誌に 「 銀行にありのままの姿を話して
融資を受けましょう 」と言う記事が掲載されました。S先生の話を聞いている
私が思ったこと。「 お気は確か? 」
銀行は銀行の都合で騙されているふりをするとのこと。融資先の選定は重要
ですが、金融庁のお達しで 「地場の中小・零細企業にドンドン融資しなさい。
その一覧表も出しなさい」となって、焦げ付きは怖いけれどそれまでの検査も
怖い。
進むも 戻るも 正に地獄、とのことです。 メガ・地銀・信金・信組それ
ぞれが それぞれの事情でお気の毒です。
7月に施行された 中小企業等経営強化法 制定された事情があり、今なら
認定が取りやすく、その認定があると地銀・信金・信組は融資しやすく(公の
紋所となります)なります。
どうか、経営強化法の認定をお受けになられますように…。
又続きを書きます。
本日は以上です。