こんばんは！


神戸西宮活性リンパオイルマッサージ
　


ボディーラボプラスの田中朋秋です。






サロンに来られるお客様の中には、



体調を崩し休職や仕事を辞めることをよぎなくされた方が少なくありません。

もちろん、ほとんどの人が特定の病気ではないのです。

「朋秋先生、まだ、身体がむくむし、すっきりしないんです。

　いつになったらよくなるのかなぁ。」

と少し落ち込こんだ表情で語る４０代のA子さん。

「そんな直ぐにようなれへんよ。

　今まで長い間がんばってきてんから、のんびり身体を休めてあげなぁ。」

と、いう私の言葉に、

「なんか、なにもせんとゴロゴロ家にいるのが、辛いねん。主人に悪くて・・・」

と納得できない様子です。

A子さんの気持ちとてもよくわかります。

１０年前の私も同じでした。

働くお母さんとして走り続けていた１０数年間。

そして、４３歳の時、A子さんと同じように体調を崩し、

とうとう仕事にも出れなくなったのです。

自分の意志で身体が動かないという現実を

なかなか受け入れられないで、気持ちが焦る日々。

しかし、今思えば、あの時の体験をとおして、

とても大切なことに気づくことができました。

それまでの私は、

「子育ても仕事も、私はこんなにがんばってんねん！」

という頑張る自分を続けることに、がんばっていたように思います。

そして、どこか、がんばっていない人を心の中で批判していた自分がいました。

がんばれなくなった時、

そんな自分でも、変わりなく接してくれた

家族や周りの人たちのやさしさがとてもありがたかったです。

その時、はじめて、

人は人に支えられて生きているんや、

ということを実感しました。

少しやけど、人にもやさしくなれたように思えます。

がんばっている人も、がんばれない人も、

人はみんなステキなんです！

「家に帰ったらご主人に、『ありがとう』って、ゆうてあげて。

　焦らんかて、流れにまかせてたら、きっと大丈夫やから・・・・」

という私の言葉に、A子さんは、素直に頷いてくれました。