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- 投稿日:2013/10/29
社史を製作した場合の費用は交際費?
みなさんコンバンハ、冨川です!
ではでは、今日もはりきって
ブログのスタートです
創業○○周年の記念としてなどにより作成される社史。
たとえば創業20周年で社史を作成し、
創業20周年パーティーで、得意先などの取引先や、
自社の従業員、株主等の事業関係者に配布した場合、
この社史の作成費用は交際費として処理することと
なるのでしょうか?
社史の作成費用は交際費には該当しません。
そもそも交際費とはどういったものを言うのかというと、
交際費、接待費、機密費その他の費用で、法人が、
その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する
接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為のために
支出するものをいう。
とされています。
しかし社史はここで言う接待等の目的ではなく、
あくまで広告宣伝や企業のイメージアップなどの
目的で作成されるため、交際費には該当しません。
これは取引先等に配布した分も、従業員へ配布した分も
同様に交際費等には該当しませんので、注意してください。
**参考**
(交際費等の損金不算入)
租税特別措置法第六十一条の四
法人が平成十八年四月一日から
平成二十六年三月三十一日までの間に開始する
各事業年度において支出する交際費等の額
(当該事業年度終了の日における資本金の額又は
出資金の額(資本又は出資を有しない法人
その他政令で定める法人にあつては、政令で定める金額)
が一億円以下である法人(法人税法第二条第九号に
規定する普通法人のうち当該事業年度終了の日において
同法第六十六条第六項第二号又は第三号に掲げる
法人に該当するものを除く。)については、
当該交際費等の額のうち次に掲げる金額の合計額)は、
当該事業年度の所得の金額の計算上、
損金の額に算入しない。
一 当該交際費等の額のうち六百万円に当該事業年度の
月数を乗じてこれを十二で除して計算した金額
(次号において「定額控除限度額」という。)に
達するまでの金額の百分の十に相当する金額
二 当該交際費等の額が定額控除限度額を
超える場合におけるその超える部分の金額
2 前項の月数は、暦に従つて計算し、
一月に満たない端数を生じたときは、一月とする。
3 第一項に規定する交際費等とは、交際費、接待費、
機密費その他の費用で、法人が、その得意先、
仕入先その他事業に関係のある者等に対する
接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為
(第二号において「接待等」という。)のために
支出するもの(次に掲げる費用のいずれかに
該当するものを除く。)をいう。
一 専ら従業員の慰安のために行われる運動会、
演芸会、旅行等のために通常要する費用
二 飲食その他これに類する行為のために要する費用
(専ら当該法人の法人税法第二条第十五号に
規定する役員若しくは従業員又はこれらの親族に
対する接待等のために支出するものを除く。)であつて、
その支出する金額を基礎として政令で
定めるところにより計算した金額が政令で
定める金額以下の費用
三 前二号に掲げる費用のほか政令で定める費用
4 前項第二号の規定は、財務省令で定める書類を
保存している場合に限り、適用する。
本日はここまで、
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました
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