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経営者の急逝をすぐに銀行に知らせるな!

 私、月に一度梅田で「 銀行交渉 」セミナーを開催させていただいています。 今月の14日の開催は75回目になります。 講師は、元・銀行マンで匿名希望(笑)     なぜ、匿名希望かと言うと

 「 銀行の仕掛ける罠に掛かるな 騙されるな 人件費や取引先への支払いを優先し、 銀行返済は一番あと  無理して返済することはない 」                と言う内容をお話されるからです。

 実は、昨日9日、上本町駅そばのある会館で同業者の組合の研修会にその講師が講演することになっており、マネージャー役で同行しました。

 かなり参加者がいたので、情報の露出度は講師、抑えられましたが 「 銀行なんて保身第一やから、窮状を訴えるなんて言語道断 」などと言う発言に失笑も漏れていました・・・

 ところで、文字通りの経営トップ( だいていは代表取締役社長ですが )が急に亡くなった時の留意点。 慌てて「 銀行からの信頼を失わないために 」といち早く連絡する総務部長がいますが、これも言語道断!(笑)

 そんな連絡を受けたら銀行は、定期預金はもちろん、普通預金も凍結します。 相続のためのキャッシュも出せなくなります。

 なぜそんなことをするの? その企業の有事に備え、融資額を少しでも守ろうとするから、だそうです。

 融資を受けている経営者の皆さん、銀行マンの感覚はその世界の人にしか分からないと断言出来るそうなので、少々苦しくても弁護士の先生には相談に出向かれませぬように・・ 民事再生はお葬式になりますから。

 当然、税理士の先生に相談するのもお控えください。 税の専門家は、資金繰りの専門家ではありませんので。

 元・銀行マンでまともな感覚のある人を探して下さい。

 ドラマ「 半沢直樹 」に登場した 大和田専務や浅野支店長タイプはだめですぞ!

 では!

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