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マイナス金利より 保証制度の見直しに注意!

( 銀行交渉セミナーの講師からのコメント )
マイナス金利の報道について。短期プライム変動金利の契約で融資を受けている企業は、
自動的に下がります。
これから借りる企業は分かりません。
現在、銀行の収益が金利競争で悪くなっています。
マイナス金利のニュースで優良企業は銀行に金利交渉をして下げさせるかも知れません。
しかし、銀行は、財務の良くない企業には、逆に金利を上げてでも収益を維持しようと
したいのが本音です。
日銀に預けたらマイナスになるよ、そのお金を企業融資へ回しなさいと政府は言うが、
そもそも市中銀行は日銀の金利をあてにして預けてなどしていません。
銀行のこれからですが、決済用に預けている金が減るなら、ギリギリしか預けないでしょう。
そして、企業への融資は、リスクが高いので証券運用に回すと思われます。
それよりも、中小企業にとっては、保証制度の見直しの方が深刻です。
( 下記のサイトをお確かめ下さい )
                                     http://manetatsu.com/2016/01/56797/
政府は、政府の保証負担が大きいので、リスク回避として 銀行にこれまで以上にプロパー
融資をさせようとしています
そのためには、プロパー融資を受けられるように、企業は事業性評価を高める必要性が生ま
れます。
自社の現状と環境、将来性等の銀行への情報提供がキーとなります。
私が毎回のセミナーでお薦めしているラブレター( 近況報告 )です
目先の金利どころか 気が付けば、保証協会付きの融資を受けられなくなる
                     - そんなこともありえると知るべきです
じわじわと忍び寄る、資金調達の困難さ・・・。
ところで、1月某日の資金繰りについての相談者の事例。
リスケをしている企業さまですが、、改善契約書の計画目標と実績が大きくかい離(泣)
業績悪化がはっきりと見えてきた…
その企業に対して、取引銀行担当者が云ったこと
「 改善できないのであれば、次月から約定額で返済して下さい 」
返せないから、リスケをしてもらっている企業。
その企業様の、苦しいという「うめき声」に耳を傾けず むごいことに、地獄に追い詰め
ようとしました。
その経営者、夜も寝れず モンモンと苦しみ、サラ金にでも行かないと返せないと考え、
友人に相談。
そのご友人が私に その経営者を紹介してくださいました。
「 サラ金は地獄の一丁目。銀行のためにも地獄に行ってはだめ 」と私、止めました。
そして、再生シナリオを伝授。 少し頬を紅潮させて明るい顔で帰られました。
つい先日の話です(^_^)  銀行の実名に関心があればメールでお問い合わせ下さい
( ちょっと悪趣味かな? ^^; )

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