スタッフブログ
- 体の不調を改善!田中朋秋先生の話
- 投稿日:2013/06/03
知ってて得するカラダの話 偏頭痛と間違える危険な頭痛がある
サロンのお客さんの中にも頭痛で悩んでいらっしゃる方が
たくさんおられます。
「頭痛がひどいと仕事になれへんから薬を飲みます。」 とか
「頭痛薬はいつもバックの中に入れてます。」 など
ひどい頭痛持ちの人は薬がかかせないようです。
しかし、頭痛の種類もいろいろあり、簡単に市販の消炎鎮痛剤
(いわゆる一般的な頭痛薬)習慣的に飲み続けることは
とても危険なことだそうです。
頭痛といってもその原因はさまざま。
頭痛には、症候性頭痛と機能性頭痛があります。
脳腫瘍、脳出血、クモ膜下出血など、頭蓋内のいろいろな
疾患によってもたらされるのが、症候性頭痛。
一方、慢性的に生じるものの、何の障害も残さず治る頭痛が
機能性頭痛です。
機能性頭痛には、「緊張性頭痛」と「片頭痛(偏頭痛)」が代表的です。
日本には、緊張性頭痛、片頭痛などの慢性頭痛を持つ方が
全国に3000万人いると推定されています。
自分の頭痛を片頭痛だと勝手に判断して、
消炎鎮痛剤(いわゆる一般的な頭痛薬)を習慣的に飲み続ければ、
いずれ、危険な薬物乱用頭痛になる可能性があるそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
出典:「家庭のドクター 標準治療 最新版」
(発行:日本医療企画 – 総監修:寺下医学事務所)
「最新医学常識99」 著 池谷敏郎
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー