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事業の後継者にお尋ね - 継ぎたいと本当に思っているか

 事業承継の専門家の後継者への問い掛けのひとつ 「 あなたは本当に先代が経営されていた

事業を継ぎたいと思っているか 」と言うお話に先日、聞き入ってしまいました。

 ◎「 小さい時から、おまえは長男なんだからお父さんの後を継ぐんだよ 」とずっと言わ

    れて、そうなるもんだと思って、社長になっている

 こういう人が極めて多いそうです。 社長になって10年以上経つ還暦の経営者にもこういう

人がいて、「 本当は芸術家になりたかった 」とこぼしている人もおられるそうです。

 経営者の家に長男として生まれるのは、運命かも知れません。

 その運命に逆らって、別の仕事に進んでいるご長男も時々おられます。しかし、その場合、

弟さんがいるケースがほとんど。

 ご長男でも 次男さんでも 三男さんでも 男子がいれば誰かが継いでいるようです。

 

 経営者のお子さんが女子のみの場合。そしてもうひとつはお子さんがいない場合。

 経営者は、悩みます。 娘さんのご主人がしっかりしていて経営をきちんと継いで、

夫婦仲がよければまずは安泰。

 そうでなければ、やり手の社員から、次期経営者を選ぶべしですが、この時、大きな

ハードルになるのが、銀行の保証人になること。

 自己資本比率が20%を超えていれば、元バンカーの知恵を借りて、保証人なしで

融資を続けて受けることも稀にあるとのこと。 本当に稀に、だそうですが。

 保証人になっても経営者になる!と言う腹を括っている社員がいれば幸い。

 そうでもない場合。

 現実的な方法は、有利な条件で企業を売る - 経営者にすれば断腸の思いとなり

ますが、特別の技術力のある製造業の場合、取引先に迷惑を掛けないためにも決断は

早期に求められます。

 

                    ◎

 上記、当たり前のことを書きましたが、お悩みのある方へ

 

 ご自身が 100億の借入から後継に失敗し、自分と同じ思いをさせたくないと後継者

の支援をしている大島先生と言う方、そして、銀行交渉については 30年、取立てと融資

先決定部署と 支店長を6箇所で務めた元バンカー S先生をご紹介します。

 10年先を見据えて、お問い合わせください。

 本日は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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