スタッフブログ

老舗企業を譲った経営者の体験談発表

   - 友好的M&A我が社の場合 株式会社 向井珍味堂(元)代表取締役 中尾敏彦氏

 

●中尾敏彦さん - とても穏やかな紳士です。15年ほど前から 私、たかしまよしおは、

 お付き合いを させて頂いていますが、うつ病一歩手前までの状態でいらしたとは存じま

 せんでした。昭和30年、大阪の お生まれ、天王寺高校から京都大学工学部に進まれて、

 その後大手の商社に就職されましたが…。

 

 中尾さんのご経験、経営者の方には特にお読み頂きたく思います。

 

今、健康も戻され、家庭内も穏やかとのことです。

 

○祖父が創業した会社を40歳台半ばで承継

 弊社の社名から酒の肴になる乾き物を想像される方も多い。しかし、向井珍味堂は唐辛子、

きな粉、青のりを主力商品とする食品メーカー。関西圏に流通しているきな粉の7割は弊社

の商品、またきな粉については毎年ある時期になるとハーゲン・ダッツ・アイスクリームの

期間限定商品にも使われている、

 

 

 さて、私の母方の祖母が昭和22年(1947年)にこの会社を創業した際、

「 他にはない珍しい味を開発する 」思いを社名にした。そのまま経営理念であり、私の父

の代になってからも同業他社との差別化・異質化を図りつつ、素材から製法までこだわり、

個性的な味を追求してきている。

 

 

 大学で化学を専攻していた私、実は自社を継ぐ気は全くなかった。幼少の頃から手伝って

いた家業は古臭くて狭い世界と感じていて、何より親の敷いたレールの上を進むこと自体

想像もしたくなかった。

 

 大学卒業後に就職したのは有名な商社。事業内容が面白く、利益率も高い優良企業。し

かし、業績向上のために積極的に私が提案しても当時の私の上司は上層部のご機嫌・都合

ばかりを伺うばかり。加えて先輩たちが激務ゆえに次々健康を害し、組織の歯車として使い

捨てされている様子をつぶさに見せられ続けた。

 

 毎日深夜までの残業は当然で 先輩達からのたびたびの宴の誘いも断れず、十二指腸潰瘍

にもなった。そんな日常と父の健康状態から向井珍味堂へ転じることを決めた。27歳だった。

 

 別の会社(大手商社)に勤めていたことで 向井珍味堂が、四万十川産の希少な青のりを

扱うなど 他社にない商品開発を重視する独自性に魅力を覚えるようになったのも転職した

理由だ。

 

 しかし、入社したものの父は職人気質で営業力に乏しく、組織は番頭と丁稚で構成され

る前時代的なものだった。私が営業活動をしようとしても父からそんなことは不要だと言

われ、このままではこの会社に未来はないと思った。

 

 そこで私は時代にマッチする新しい主力製品の開発に力を注いだが、入社後10年ほど

経った時に父が難病を患って下半身不随になった。その後17年の間、自宅で介護をした。

 

 私の向井珍味堂入社前に、母が亡くなったこともあり、「人間はいつどうなるか分から

ない。 悔いのないよう自分の思うように生きよう」と考えるようになっていた。そうした

開き直りが影響したのか、 会社の業績は次第に良くなり、貯穀害虫の卵を死滅させる方法を

考案して、特許取得にも成功した。

 

 父が病に伏せてから陣頭指揮を執っていた私だが、社長になったのは44歳の時。私には、

娘1人がいるだけで、「人間いつどうなるか分からない」と言う漠然とした思いは、やがて

「将来この会社を誰が引き継ぐのだろうか」と言う具体的な不安に変わっていった。

 

〇日本で急増する後継者不在の会社

 事業承継のことをきちんと知っておこうと思った私は、大阪商工会議所 中小企業基盤整

備機構 大手銀行のシンクタンクが主催するセミナーに出来る限り参加した。中小企業家同

友会で社員に事業承継した経営者の実例を聞いたりもした。

 

 また会計事務所に自社の価値を調査してもらい、私の事業承継への意識は高まった。

 

 「親族」「従業員」「第三者」のいずれかが承継することになり、それぞれに長短がある。

株式上場と廃業も選択肢としてはあるが、上場の可能性はなく、懸命に毎日働いてくれてい

る従業員を困らせる廃業は論外と考えた。

 

 いつ誰に承継することになるかは分からないが、「ぜひ経営を引き受けたい」と思われる

魅力的な会社、俗っぽい言い方をすると「売れる会社」にする必要があると思い、利益率を

上げ、自己資本を蓄積、財務体質の強化に取り組んだ。おかげで無借金会社にして、40%

だった自己資本比率を80%近くまで高めることができた。

 

 そんな多忙な毎日を送ったことによるストレスから体調を崩し、うつ症状になったのは

56歳の時。それまでの私の経営は、下りのエスカレーターを逆行して上がろうとしているよう

なものだった。

 

   懸命に足を動かしているのだが、時々しんどくなって休憩するとあっという間に階下に逆

戻りする。 私が父のように突然倒れて経営者不在になれば、会社はたちまちガタガタになっ

てしまうだろう。しかし、社内には幹部社員が育ち、やる気のある若手も採用できている。

 

 社員の将来を考えた時、早いかもしれないが自分が60歳になるまでに後継者を見つけておく

必要があると思った。

 

 

 事業承継に向けて本格的に動き出そうとした頃、娘が大学を卒業した。事業を継ぐ気がな

ければ他人に会社を譲ることになると娘に伝えた。私と家内が苦労して経営しているのを見

てきた娘は、「承継など無理」と言って他社に就職した。

 

   他に会社を任せられそうな身内のなかった私は、30代後半~40代の3人の社員を候補

とし、その内の誰に譲るべきかを検討した。 コンサルタントを招いての合宿研修も行なって

適任者を探したが、現場を切り盛りする工場長や執行役員になる資質はあっても株式を取得

して会社のオーナーになるのは難しいと思えた。第三者のコンサルタントも同じ判断だった。

 

 無借金会社にすれば後継者が保証人にならずに済むと思い自己資本比率を高めてきたが、

株価が上がり、個人が株式を取得するためには借金をしなければならず、その意味でも社員

への承継は難しくなっていた。

 

 そんな時に思い出したのが、中堅・中小企業のM&Aの仲介を主業とするN社である。

20年以上前に異業種交流会で名刺交換をした人が、N社の社員で、当時はM&Aと言う概念

になじみがなかったが、不思議とずっと頭の片隅に残っていた。

 

 また私が社長に就任した直後に商工会議所で受けた事業承継セミナーもN社の講師による

ものだった。そして、この10年で経営を取り巻く環境が大きく変化し、後継者が見つから

ない企業が60%を超えており、M&Aによる承継が一般的になりつつあることを知った。

 

 古くからの得意先の番頭さんにそんな話をしようものなら「おじいさんの代からの会社を

売り払うのか!」と叱られそうにも思ったが、会社を存続させるための有効な手段の1つと

して、M&Aを前向きに捉えるようになった。

 

〇経営理念を受け継ぐ譲渡先を

 それまで2,000軒の実績を持っているN社。事業承継をM&Aで成功させた元・オーナ

ー経営者の実例をN社のセミナーで聞いて触発された私は、N社に具体的な相談をしようと

決めた。

 

 N社の担当者が弊社を訪れて来ての面談となったが、この時点では全幅の信頼を置いては

いなかった。相談に際しては秘密保持契約が結ばれるが、N社は一部上場企業で、こちらは

中小企業である。弁護士の助言を受けて秘密保持契約の一字一句にいちゃもんを付けて文言

を変えさせ、時間を稼いだ。

 

 会社の内情を洗いざらい伝えるのである。どんな出方をしてくるか、様子を見ていた。

当時の私は、体調が万全でなく、体力に自信が持てなかった。折しも東日本大震災が起こり、

こんな時にM&A等できるのか、とも思った。

 

 ちょうどそんな時、私のよく知る地元工業会の幹部が60代後半で亡くなった。その方の

経営する会社、業種は異なるがほぼ同規模。その方の奥さんが事業を承継されたが、しばら

くして自己破産されたと聞き、大きなショックを受けた。それからM&Aについてのさまざ

まなレポートを読み、N社の担当者と何度も面談し、熟慮重ねて第三者への譲渡を決断した。

 

 

 N社との契約後は、企業評価を受けるため、直近3期分の決算書を初めとする様々な提出

資料を命じられた。譲渡の計画は社員には当然秘密。資料作成は社員に任せられず、

家内と2人で行なった。

 

 査定の結果、弊社にある程度高い評価額が算定されたのは、次世代のためと思い、財務体

質を強化してきたからだった。しかし、私の目的は、高価格で会社を譲渡することではない。

譲渡の相手探しに当たっては、「 社員や既存の得意先を引き継いでもらう 」ことと「 他社

にない味を提供すると言う向井珍味堂の経営理念も受け継いでもらえること 」を強く望んだ。

 

 また、弊社の扱う大豆や唐辛子やゴマといった食品原料は価格変動が大きいので、そのこ

とも踏まえてもらわなければならない。私は譲渡先として懐の深いメーカーを希望したが、

建築関連のような弊社の事業とはあまりに隔たりのある異業種はNGとする一方、事業内容の

近い同業者もNGとした。更に 買った会社に付加価値を付けて高く売ろうとしているファン

ドへの譲渡もNGとした。要望ばかりを出していては相手も見つからないのではと思ったが、

N社から条件を満たす買収希望企業が数十社もリスト・アップされた時には驚きを隠せな

かった。

 

〇「見合い」にも似た候補先とのマッチング

 そこから更に十数社に絞り込んで、1社ずつ検討することになるのだが、早い段階で有力

な候補が2社現れた。最初の1社は弊社が製造した唐辛子を商社を通じて原料として仕入れ

てくれている会社で、知名度も高かった。その会社の経営者は、弊社をとても気に入って下

さり、話は順調に進んだのだが、その会社の取締会で海外展開優先の方針が打ち出されたこ

とから、見送られてしまった。

 

 

 続いて別の3社と交渉したが、まとまらず、あたかも4回連続で見合いに失敗したかの

ような寂しい気分を家内共々味わった。

 

 しかしながら、5社目に有望な企業を又紹介して頂けた。鹿児島に本社を置く飼料・製麺

会社のヒガシマルである。( ※醤油のメーカーではありません )クルマエビ養殖用配合

飼料や養魚用配合飼料の大手メーカーで「ヒガシフーズ」のブランドで即席麺や乾麺なども

製造。福岡証券取引所の上場企業で、当初から候補リストにあったが、先方が、他のM&A

案件を進めていたために交渉が先送りになっていたのである。

 

 

 売上規模は弊社の約10倍。弊社の工場を見学した社長、専務、部長は、弊社の生産管理

レベルを高く評価して下さった。そして、弊社の「他社にない味を開発する」と言う経営理

念を理解下さり、従業員・得意先・社名をそのまま受け継ぐと約束して下さった。私はその

理解と約束を頂けたことから「このヒガシマルさんにお譲りしたい」と思うようになった。

 

 

 ヒガシマルの社長、理系の方で考え方の根底に私と似たものを感じた。過去にもM&Aを

行なっているヒガシマルは、カレールーを製造する食品会社を子会社にしており、弊社の

香辛料を提供することで、経営の相乗効果も期待できた。上場企業なので管理体制が厳しい

のでは、とも思ったが、ヒガシマルには、どこかローカルな雰囲気があり、社長にも社員に

も家庭的な温かみがあったことも大きかった。又ヒガシマルの工場を見学した際、非常に丁

寧に案内してもらえたことが好印象で、気持ちがつながるような縁を感じた。

 

 

 交渉が進むとM&Aのヤマ場と言える買収監査が実施される。買収に向けた監査が社員に

漏れてはいけないので通常は使わない弊社の応接室に 大手監査法人のスタッフ(ヒガシマ

ルからの派遣)3名と N社の仲介担当者の計4名を招いた。

 

 2日掛けて行われた監査は、「好意的な税務調査」のようで書類の細部がチェックされ、

質問への私の回答を監査法人のスタッフがPCにどんどん入力していった。

 

 契約を結ぶ最終段階では、短い日数で弊社の株主に説明して株式を取りまとめ、株を持っ

ていた幹部社員にはM&Aの経緯を伝えた。ヒガシマルに赴いての最終面談も行なわれ、そ

の時期、半期決算が重なっていたこともあり、忙殺された。

 

 親族をはじめ11人が株主で、内5名が社員だった。社員には賞与支給時に+αとして株

を与え、退職時に額面で会社に売却すると言う約束で毎年配当を払っていたが、その株主に

は対価を支払った。株を持つ5人の社員には個々に呼び出して説明した。相手が上場会社な

ので、譲渡手続きが進んでいることが外部に漏れるとインサイダー疑惑になるため、かなり

神経を使った。そして2013年 7月末にM&Aが成立。契約書に実印を押したときは

「会社がこれで他人のものになるのか」と言う何とも言えない感慨に包まれた。

 

 

〇ポジティブな思いこそがM&Aを成功に導く

 全社員への通達について。ヒガシマルがM&A成立を正式に発表した直後に、社員を集

めて弊社内で通達を行なった。ヒガシマルの社長と新しい経営陣、そして私が順に挨拶と

説明をした時、何も聞かされていなかった社員たちはポカンとしていた。しかし、従来通

り雇用が維持され、私がしばらく会長職で留まることを聞いて安心したようだ。

 

 得意先へは私と新社長が2カ月かけて挨拶と ことの経緯の説明で回った。どの取引先

もこれまで通りに取引が続くなら と納得してくれ、ある取引先からは「中尾さんには息

子さんがいないから どうされるのか実は心配していた。承継が無事に決まって良かった!

」と言うお褒めのような言葉も頂いた。

 譲渡について非難するお得意先が一社もなかったのは本当に幸いだった。

 

 

 承継から2年半が過ぎた今も私は、会長兼顧問でいる。譲渡後 半年から1年で退くケー

スが一般的なようだが、特殊な唐辛子の契約栽培の指導や ベトナムでの製造管理のノウハ

ウの引き継ぎに時間が掛か =5= ることから、長めに会社に残っている。仕入れや営業に

ついては、以前から権限移譲を進めていたので問題は一切起きなかった。

 

 現在の会社は、かつて経営者候補と考えていた幹部社員が中心に運営し、ベテラン社員

たちも協力的だ。ヒガシマルからは譲渡の直後に社長と営業部長が着任し、2年後には、

営業部長が社長になった。

 

 

 経理・財務については、ヒガシマルの本社管理部から課長が時々来て指導をしている。

 幹部社員たちが自主性を持ちながらも親会社とうまく擦り合わせをして経営を行なって

いるので、売上もアップした。

 

 ヒガシマルの関連企業である稚魚の養殖会社が、弊社の主力商品の1つである青のりを

陸上で養殖する研究を進めるなど、技術革新も進められている。何より嬉しく思うのは、譲

渡後の社員に自己責任の意識が芽生えたことで、譲渡後に社員だが、身内の事情による1人

を除いて誰も退職していない。

 

 

 M&Aで事業承継をスムーズに進めるために最も重要なのは、早くから準備に着手する

ことだ。親族や社員に適任者がいないからというネガティブな理由ではなく、社員の雇用

を守り、会社の発展を促したいと言う積極的な思いで取り組むことだ。

 

 

 買収する側には、本社の余剰人員の受け皿にすると言う考え方でなく、自社にない強み

を補うと言う姿勢で臨んでもらいたい。

 

 永続は会社にとっての使命であり、次世代に承継するのが経営者の最後の仕事となる。か

つて商社勤務をしていた私としては新規開拓の精神が沁みこんでいるが、この人生で果たし

た最大の「新規開拓」は、自社を理想的な企業に買ってもらったことだと思っている。

                                      (了)

 

※2016年 3月に大阪で行われた中尾敏彦氏の講演の要旨です。その旨、ご了承ください。

 

 

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 今日、3月11日。

 

 東日本大震災が起こって 今日で6年。特番で被災地で復興につとめておられる

お1人がインタビュアーから「何か出来ること、ありませんか」と言う問い掛けにひと言。

 

 「風化させないでほしい、この惨状を 復興に向けてみんなが頑張っていることを」

 

 当然の回答でしょう。 時々、自然災害対策のセミナーを開催していますが、

ご参加が多くない…。

 

 私の訴求力に問題があるのでしょう。 創意工夫を重ねます。

 

 

 別件。

 昨日の10日。 当方 主催の銀行交渉セミナーに以前 参加された経営者が、

ご自身の友人の経営者を連れて、銀行交渉セミナー講師のオフィスに出向かれました。

 

 そのご友人、財務内容の厳しさに悩んでいたそうですが、講師の助言に一筋の光を

感じられたとのこと。

 

 ホームページも持たず、口コミだけで 12年の間に 3千軒の相談を受けている

元 銀行員ならではの助言。

 

 こういう方とのご縁を持てるかどうかは、天の采配。

 

 私は、コツコツ広報を続けるのみです。

 

 誰のことばか忘れましたが、「 達成ではなく、貢献が人生の醍醐味 」。

 

 味わい続けるぞ!(笑)

 

 

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健全な経営をされている経営者の皆様に提案します。

 

転ばぬ先の杖です。 よろしくどうぞ!

 

( 銀行交渉 )金融庁の地銀・信金への無理難題の内容ご紹介と 経営者の打つべき手━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

※銀行交渉セミナー、平成17年5月を初回として、106回目の開催.感謝!

A)地方の人口減少による地銀・信金の弱体化/中小及び小規模企業の3割に後継者がいな

いこと/国と地方公共団体の税収が減少していること - 実はこれらの事情が金融庁の方向

性を大転換させました.金融庁の金融機関へのお達しの1つ

「廃業支援をし、M&Aを加速させよ!」

 

B)昨年7月に施行された「中小企業等経営強化法」.2016年12月末日で

10,101件と認定件数なりました.「 中小企業庁 経営強化法 認定 」で検索な

さって下さい.

認定を受け、一定の条件の設備投資により固定資産税が半額 - そんな内容も入ってい

ます.

 

C)そして時々耳にする「事業性評価」.財務データや担保・保証に必要以上に依存する

ことなく、取引先企業の事業内容や成長可能性などを各銀行が独自に 評価して行う融資の

ことです.

 

これが何を意味しているのか?

 

各銀行の皆様、金融庁のお達しから緊張感(大きなお悩み)が膨らんでいます.中小企業

経営者の行なうことは? 知恵と知識があれば今、チャンスです.

 

D)今回の銀行交渉セミナー、国と金融庁の指導により、如何に金融機関が悩んでいるか

をご理解頂き、自社はどう具体的に動くべきかのヒントをお示しすることを目的にします。

 

「中小企業等経営強化法」の認定、当初より取りにくくなっています.しかし、使わぬ手はない!

 

 

セミナー内容「金融庁の金融機関への指導内容」を解説.良い意味で逆手に取れるかも?     1

 

「 中小企業等経営強化法 目的 」で検索し、経産省や中小企業庁のコメントをご確認下さい.

省や庁、後継者不足解消の一手として中小企業の付加価値向上を具現化しようと考えています.

 

一方で、金融庁は各銀行に廃業支援チーム設置を呼び掛けています.実は矛盾しません.

 

2 もう一点.保証協会の保証率が50%に!? ( 代位弁済による国の負担を減らすため

です. 実は、銀行が担保物件を持っている場合、その担保権、保証協会にも流れていま

す. )銀行は、これまで以上に融資に慎重になります.プロパー融資獲得が望まれる唯一

の道.そのためにどうするか?

 

 

3 そのプロパー融資獲得のために活用できるのが「 中小企業等経営強化法 」です. 認定

を受けると政策公庫と商工中金からの融資を有利に受けられることが明記されています.

 

中小企業等経営強化法の認定を受けると…. リスケをしていても認定されることがあります.

 

また、製造業企業が一定額以上の設備投資を行なえば一定期間、固定資産税が半額免除.

裏事情.政府も焦っています.中小企業の技術継承に.大企業にも影響を及ぼしますから.

 

4  為替と株ですが、世界中、安定しているところがありません.政府の考えていること、

中小に出来そうなこと、講師、大胆に想定し、銀行との付き合い方を具体的に提言します.      金融の知恵と法律の知識と具体的行動が、自社と取引先を守る!= まとめ

 

 

講師について 講師はある銀行で6つの支店の支店長と債権回収部責任者を歴任.今は、

当時の同僚と独立し、債務者側に立ち、債権回収の経験を活かしながら、主として経営者

や個人事業主の再生についての助言を行なっています.

 

「自死やむなし」から「健全経営」へ 助けられた経営者、数知れず.セミナーご参加が2‐3

名のこともありましたが、講師は真摯に10年間語り続けています.

 

主催者からひと言 - このセミナーを多くの経営者に提案してきました. このセミナー講

師、債務者と一緒に銀行に出向くことは致しませんし、(同行交渉、銀行は怒り出します.

ましてや自称・銀行交渉専門家は訴えられることも… )

 

成功報酬の請求も致しません. 理由は簡単.銀行マン時代の銀行都合の債務者への行動の罪

を軽くするためです.

 

銀行交渉ですが銀行勤務経験なしで行なえるはずもありません.取引先のまさかに備える

ためにも健全な経営者にご参加を今回も呼びかけます.少々のご無理をしてでもお越し頂

きたくご案内申し上げます.

 

   ◎資金繰りの苦労から解放されると見える景色が全く違う - お客様の喜びの声

 

  《 開催要項とお申し込みについて 》

 

☆開催日 / 4月12日(水)18:00 ~ 20:00

( 講演100分質疑応答20分 ) ※金融関連の時事情報は、その都度ご提供.毎回お越し

になる方もいらっしゃいます.

 

☆会場 / 関西文化サロン(阪急デパート前の阪急グランドビル19F)電話(06)6316-1577(代)

 

☆ご参加料 / ¥10,000.-

 ( 喫茶代と消費税を含みます.価格交渉、電話で承ります.)

 

◎ ☆参加対象/経営者・取締役・管理職の方及び個人事業主.健全な間に別会社をつくる

必要性も 聞きどころ.

( この内容、活字やウェブ上での公開などできません.録音もお控えください. )

 

☆申し込み方法/ 下記の申込書に必要事項をご記入の上、コピペしてメールで.

 

●主催・申し込み先 / Business Agency たかしまよしお  MP 080-4873-5786

 

※資金繰りのテーマについて緊急のご相談があればお電話下さい.

 

 初回無料.ご遠慮なく. E-mail:takashima-358@waltz.ocn.ne.jp

   「 銀行交渉セミナー 」(  大阪・梅田  )参加申込書

 

貴社名(                )電話(      )   -

  1 ご参加者氏名(          )  役職(          )

 2 ご参加者氏名(          )  役職(          )

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 ついに本格的に始まりました。 地銀の統合。
 さて、紀陽銀行と南都銀行がどう動くか、に注目です。
 一行での存続はあり得ません。
 それと 銀行の3月決算について 箇条書きさせて頂きます。
1 今年度 特需があっても3月までの返済額の変更はなさいませぬように!
  「 8千万の融資残高、全部返すわ。 その方がおたく( 銀行のこと )も
    ええやろ? 」
  セミナー講師が、支店長だったころ、このようなことが何度かあったそうです。
  これを銀行は嫌います。
  返済は、業績好調でもそのままで!
2 この時期に 銀行が、優良企業に 「 5千万、借りて下さい! 1億でもお貸しし
  ます! 」と泣きついてくることがあります。
  「 しゃあないな~ 協力したろか? しかし、条件は… 分かってるやろな? 」
  このように言って差し上げるのが鉄則だそうです。
  他にもいろいろありますが、今日はこの辺で・・・。
  皆様の財務上の安全をお祈りいたします。
  では!
                   〇
<関西3地銀統合検討>低金利で収益悪化 系列超えて再編へ
                       毎日日新聞 2/20(月) 22:38配信
 関西地方を地盤とする地方銀行3行がメガバンクの系列を超えて経営統合する方向
で調整していることが明らかになった。
 地銀各行は人口減少に加え、日銀のマイナス金利政策による利ざやの減少で収益悪化に
苦しむ。 海外業務に注力するメガバンクが系列地銀との関係を見直していることも再編
を後押しした。
 統合を検討しているのは、三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の
関西アーバン銀行とみなと銀行、りそなホールディングス(HD)傘下の近畿大阪銀行。
   関西のある地銀幹部は「 関西に進出してきた地銀が考えられない低金利を提案し、
貸し出しを伸ばしている 」と打ち明ける。 融資競争の「 草刈り場 」と化している
というのだ。
  ※上記について、セミナー講師は、昨年夏から、四国や山陰・山陽地方の 地方
    銀行名を挙げ、1%未満の金利を提示してきたことを紹介してきました。
    そんな地方銀行の飛び込み営業マンに 「担保・保証人、要るの?」と問い
    かけると・・・。ここでは以上です。
    ごめんなさい!<(_ _)> たかしまよしお
   関西も人口や企業が減っているが、首都圏に次ぐ経済規模があり、人口減がより深刻
な地方に比べればビジネスチャンスは大きい。 中国地方や四国地方などから貸出先を求
めて進出する地銀の動きが相次いでいる。
 香川、徳島銀行を傘下に持つトモニHDが昨年、三菱UFJフィナンシャル・グループ
傘下の大正銀行(大阪市)と経営統合したのは、関西の商圏を狙った動きの一つだ。
 関西では1990年代の金融危機で経営が不安定な地銀は整理され、メガバンクの系列
化が進んだ。メガバンクはこれまで、地銀との関係強化を通じ、地方の営業網を補完して
きたが、国内収益が先細りする中、新たな収益源として海外業務に注力。
 国際業務を展開する大手金融機関に適用される資本規制への対応が急務となっている。
 国際資本規制はリーマン・ショック後に強化された。
 融資額などグループ全体の資産規模が膨らむと、経営の健全性を示す自己資本比率の
低下要因になる。今回の地銀3行統合も、メガバンクの三井住友FGが一定の自己資本
比率を確保できるよう資産をスリム化する狙いとみられ、系列の異なる再編に乗り出す。
 地銀業界に詳しいアナリストは「 これはメガバンクの戦略の一環だ 」と指摘する。
                                 【宮崎泰宏】
  ◇地銀の再編、全国的に相次ぐ 金融庁も後押し
 地銀の再編は全国的に相次いでいる。 人口減少やマイナス金利による利ざや縮小は地銀
共通の課題で、金融庁もビジネスモデルの抜本的な転換を迫り、再編を後押ししているた
めだ。
  地銀の合従連衡は近年、関東や九州で先行。 昨年10月には足利銀行を傘下に持つ足利
HD(宇都宮市)と常陽銀行(水戸市)が経営統合した。
 今年1月には三重銀行(三重県四日市市)と第三銀行(同県松阪市)の統合協議入りも
明らかになった。
  利ざやの縮小を貸し出し規模で補おうとさらなる低金利競争に走る地銀も多く、金融庁が
問題視。 担保や保証より企業の将来性を重視して融資し、地域経済への貢献を通じて自
行の経営を立て直すべきだとの立場から、「 再編も一つの選択肢 」とビジネスモデル
の刷新を求めており、これも地銀の背中を押している。
  ※選択肢の一つ、ではありません。 これが唯一の道です。( たかしまよしお )
   各地の再編にもメガバンクの経営戦略がちらつく。 三重銀行は三井住友FGに近く、
第三銀行はみずほFGと親密。
 海外業務を強化したいメガバンクが地銀に自立を促す動きとも言える。
 金融庁は「 大手行がいつまでも地銀を傘下にぶら下げている必要はない 」と見ている。
                             【 和田憲二、安藤大介 】
  ◇金融庁の地銀監督
  金融庁は毎年、7月から1年間行う金融機関の検査・監督の方針を公表している。 特に
2015年度からは、過剰な金利引き下げ競争に陥る一方で担保や保証に頼った硬直的な
融資姿勢を変えない金融機関に対し、持続可能なビジネスモデルの構築を強く促している。
  16年には銀行法を改正し、地銀の統合効果を高めるためグループ内の銀行同士で資金を
融通しやすくする仕組みにした他、全国の地銀や信用金庫、信用組合向けの新指標を策定。
 経営が改善した取引先の数▽創業に関与した件数▽担保ではなく事業内容をみて融資し
た件数--などの数値に基づいて各行の融資姿勢を自己評価させ、結果も開示させている。
 ※この最後の 2行について、昨年 9月から銀行交渉セミナーの講師は、経営者に銀
  行の裏事情を解説し、有利な銀行との交渉のヒントをお話されています。

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 2月1日に BCPJAPAN社長 山口泰信先生を講師にお迎えして「 地震対策 BCP    」

セミナーを梅田で開催しました。

 

 山口泰信先生には申し訳ないほどの少人数のご参加でしたが、ビシッとお話下さいました。

 

 そのセミナーの来ておられた ある企業の副社長から、商談として一度来社願いたいとの

申し出を受けていました。

 

 昨日の 13日の午前10時に大阪市内に本社のある、その会社に伺いました。

 

 

 社長( 副社長のお父さん )と取締役総務部長も会議室に来てくださり、BCPの重要性

を認識している、熊本市内に生産工場があるので、そこでまず一度講演をして頂きたい、と

の要請をお受けしました。

 

 

 その会社の生産拠点が、熊本にあり、昨年大きく揺れたのですが、幸い大きな被害はなく、

地震の3日後には、稼働を再開したとのことですが、その怖さは従業員の皆さんが全員身に

しみた、とのこと。

 

 

 事前の一策は、事後の百策に勝る - こんな表現がありますが、事前の一策構築に

動こうとされています。

 

 

 山口泰信先生、今年になって着々と新規のBCP構築の仕事を受けておられますが、単発

の講演も先々でないと受けにくい状態となっています。

 

 

 山口泰信先生のコンサルティングは、職人芸。 この人にしか、出来ません。

 

 大手製造業からの依頼にも応えておられますが、心ある中小企業の経営者の方々の

要請にも、応えていかれますように!

 

 

 大阪でのオープン・セミナー、次回は、3月22日の午後、梅田で開催されます。

 

 ご案内はあらためて…。

 

 

 このブログを読んで下さった皆さん、ノーコスト、ローコストでの簡単な備えは

なさいますように!

 

 

 本日は以上です。

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 昨日 2月 8日の銀行交渉セミナーでの一コマ。

 

 S講師、「息子さんに社長を譲って、ご自身は会長になる - そのタイミングで

ご自身の保証人は、外さないといけません。

 

 1億円の融資を受けていて、その保証人に現・会長がなっていたとします。保証人を

外さずにそのまま会長になられたということですね。

 

 この会長に奥さまと後継者の社長となったご長男と会長の娘さんが ご家族だった

とします。

 

 この会長が亡くなった時、相続が発生します。

 

 そして、保証人としての義務も相続されます。

 

 1億の保証人ですから、奥さまとご長男、娘さんが 3分の1ずつの保証人と

なる - と考えるのは間違い。

 

 

 3名全員が、1億円の保証人となります。 なぜかって? 銀行都合のルールで

そうなっているんです。

 

 知らない人、多いですね。

 

 困ったことです・・・(/_;)  会社の業績が永遠不滅に絶好調だったら問題ありま

せんが…

 

 ( セミナー内容 続けて あらためて書きます )

 

 

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 今日、継続して学んでいる、あるゼミナールで 今までの内容の確認を講師から求められた。

 

 戦略とは何か - あるゴールを設定して、今の経営資源から如何にそのゴールに向かう

かのシナリオ、と学び直した。

 

 事業ドメイン(領域) - 今の自分自身の事業領域を再認識し、それを前提にビジネス・

モデルをシンプルにフローチャート状にまとめよ

 

 シンプルに書いてみたビジネス・モデルだが、今更ながら、見込み客確認と見込み度合の

分析、アプローチの方法と実際のアプローチと言う点で甘さを痛感した。

 

 決して難しい作業では、なかったが明文化の重要性を思い知らされた。

 

 

 本日は以上!(^_^)

 

 

 

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 トランプ大統領が大統領令を連発して しでかしていること、あちこちで軋轢を

起こしています。

 

 米国内もあちこちでデモ。ドルが弱まる可能性があり、相対的に円高となり、今日、

1月31日も株価は327円下がり、19041円となりました。

 

 言い切りは避けますが、ドル安が相対的に円高となり、日経平均がズルズルと下がっ

ていくというのがトレンドになるのでは、と想像します。

 

 下記もお確かめ下さい。

 

 では!

 

                〇

 

 

〔東京外為〕ドル、113円台半ば=米政権への不透明感から下落(31日午後5時)

時事通信 1/31(火) 17:30配信

(1月)31日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国のトランプ政権

に対する先行き不透明感からリスク回避姿勢が強まり、1ドル=113円台半ばに大幅下落

した。

 

午後5時現在は113円52~53銭と前日(午後5時、114円70~71銭)比1円18銭のドル安・円

高。早朝の東京市場は、113円70銭前後でもみ合った。大幅安で寄り付いた日経平均株価

を眺めてドル円も値を下げたが、仲値にかけては国内輸入企業の買いが入り、113円80銭

台まで回復。

 

その後は、トランプ米大統領が司法省トップを解任したことにより、米金利が時間外取引

で低下し、ドルも113円20銭台まで続落したが、下値では、月末の実需のドル買いに支え

られた。

 

午後は、日銀総裁会見が始まる前は小動き。終盤は、米金利の持ち直しを受けて113円60銭

台に値を戻した。

 

  この日の日銀会合では、正午前に金融政策の現状維持が伝えられると一瞬ドル高に振れたが、トランプ政権の先行き不透明感から戻り売り圧力が強かった。

 

 黒田総裁会見は、「終始慎重な受け答えで無難にこなした印象」(外為仲介業者)といい、

相場への影響は限定的だった。

 

 ユーロは対円で下落。午後5時現在は1ユーロ=122円46~47銭(前日午後5時、122円73~

74銭)、対ドルで1.0699~0700ドル(同1.0699~0700ドル)。

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 雪害が起こっています。明日、大阪も雪が降るかも…。忘れたころに起こるのが
自然災害です。地震にもどうか備えて下さい。台風は報道がありますが、竜巻や地震、
火事は突然です。事前の一策(備え)は、事後の百策に勝ります。
※地震が多発しています.具体的に備えましょう ‐ 講師、被災経験から切実に語ります.
 あの3.11に被災した防災士が語る事業の守り方(BCP)
◎人命第一、助かった後は仕事が必要です. 事業を守る具体的な備えをご提案します.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□このセミナー、啓蒙活動となっています. 人命は何より尊い、確かなこと.そして
 経営者・ビジネスマンの方には、ご自分の事業所が地震・台風などの天変地異への実務
 的な備えをなさって頂きたい、事業をいち早く復旧させ、お客様に「さすが!」と思って
 頂くために
                    ― 修羅場を知っている講師の願いです.
 経営者と各事業所のリーダーへ
地震・台風・津波‐その時、逃げるのか、留まるのか- リーダーの瞬時の判断による大声が
人命と情報を守ります. あの時、ああしておけば良かった… 後悔を少なくしましょう!
非常時、何が役立つか?  テッシュとレトルトのお粥は必須! 何故?
このセミナー講師、阪神淡路大震災発生の2日後に神戸入り、実数2,300人が避難している
避難所で3ヵ月間ボランティアを行ないました。
そしてあの3月11日には、山形で被災しました.体験があるから、「直後」の対処法を
知っています. 公開されているBCP作成マニュアルのほとんどは机上で考えられたモノ.
使えるページも中にはあるようです、しかし….
〇このセミナーの講師、2011年3月11日、山形の中堅メーカーで事業継続計画
 (BCP)の指導中でした. 正に「まさかの時」に備える指導中の大きな揺れと停電.
 しかし、ほとんど動揺はありませんでした.
 心構えと自分の役割を社員個々が知っていましたし、「 こちら山形に津波は来ない 」
と震災直後の停電状態でも情報を入手できるようにしていましたから.
根性論で事業所は守れません.
早期に復興させるためのBCP構築、経営テーマの1つです.
◎セミナー内容 - 天変地異後、人命を守り早期に復旧が出来るよう、これだけは!
  A.事業継続計画、小規模事業所でも必要なこんなこと・あんなこと
  1.地震や嵐を想定し、初動を決める.揺れが収まるまでの行動を決め、腹に入れる.
    安否確認と情報伝達の方法、ITをどう守るか 【 ITのBCP、これもメニューの1つ 】
  2.情報収集のあの手・この手.安否確認を行なうための具体的手段、事例を紹介.
  B.講師の体験からの具体策ご紹介
  1.停電時にUPS(無停電電源装置)に何を接続すれば最も有効か?
      ↑ 極めて重要です
  2.IT情報の守り方 バックアップ復旧訓練の注意点
  3.初動対応マニュアル作成の要点
              - 災害直後の動ける仕組みが命と情報を守る第一歩
  4.BCP作成のための事業分析リスク評価とインシデント対応
    ( 各事業所ごとに調査 )
  5.避難訓練の実施、極めて重要です - 訓練して初めて分かる「不必要なコトとモノ」
  ※天変地異、必要なコトとモノを備えましょう.人命と企業情報と事業を守るために-
  (  講師、被災地を何度も視察し、3Sの基礎から避難所内のマネジメントまで継続して
 ソフト面とハード面のノウハウを一定期間伝授しました.その様子もお聴き頂けます. )
講師について 山口泰信(たいしん)氏 ㈱BCPJAPAN 代表取締役
  自転車で日本一周をしていた26歳時、阪神大震災発生2日後に「俺にも何かできな
いか」と現地入り.2300人が避難していた神戸市立神戸生田中学に入り、自然発生的
に避難所のリーダーに.
  これ以上ない散らかり様の中での3S活動(救援物資の在庫把握を含)余震対策・夜
回り警備など、復旧に向けてのサポートを3ヶ月間行なう. 結果、この中学校が最も早
く授業を再開できた.
  避難所取材・神戸市長との対談も含め、メディアにも多く採り上げられた.
     ※「 山口泰信 阪神大震災 」で、検索もできますが
           ↑ 上記、クリック願います
  後、実業界に復帰後も人命と企業経営の危機管理を独自に研究。日本防災士会正会員
・災害情報学会正会員・内閣府認定NPO法人 日本リスクマネージャー&コンサルタン
ト協会 事業継続マネジメント認定講師など関連資格も多.
  合氣道参段.BCPの作成支援、企業での防災危機管理の研修や診断・指導に東奔西走
している.
  潜水艦を製造しているメーカー及び大阪市内にある、正月に200万人が参拝する神
社の防災のアドバイザーでもある.
   《 開催要項とお申し込みについて 》
☆開催日 / 2月 1日(水) 16:00 ~ 18:00( 2時間 )
◇会 場 / 関西文化サロン( 阪急グランドビル19F ※梅田の阪急百貨店前のビル )
◇ご参加料/ ¥8,000.-(  喫茶の費用と消費税を含みます. )
◇対 象 / 経営者・総務、労務など間接部門担当の取締役・実務者、オフィス、
       工場、倉庫、店舗など各事業所の責任者
 ※商店街・マンション管理組合のお世話役などお勤めでない方で参加希望の方は
  お申し出下さい. 事情によりご優待します.
☆お申し込み方法/ 下記の申込書に必要事項をご記入の上、メールでお送り下さい.、
●主催・申し込み先 / Business Agency たかしまよしお MP 080-4873-5786
                       E-mail:takashima-358@waltz.ocn.ne.jp
---〈 「 BCPセミナー 」参加申込書 〉--(切り取り線)----‐‐-
貴社名 (            )   電話(      )   -
1 ご参加者氏名(              ) 役職(        )
2 ご参加者氏名(              ) 役職(        )

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 1月12日に初回の放送が行なわれた下記のドラマ。注目に値します。

 

 http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/

 

 〇すべての犯罪は、対人関係の悩みから生まれる

 

 〇然るべき理由が犯罪者の善

 

 〇いつまでも変われないのは、「変わらない」と決心しているから。

  自分で「変われない言い訳」を探している

 

 〇不幸を自分が選んでいる

 

 〇他人の目を気にすると言った 不自由な生き方を私はしていない

  ( 主人公 蘭子のセリフ )

 〇不幸自慢を行なっている人がいる。愚か。

 

 ※ドラマから気になったセリフをピック・アップしました(^_^)

 

 次回も楽しみです(*^^)v

 

 本日は以上です。

 

 

 

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