体温は、体内で発生する熱と、外界に放散される熱の平衡関係できまります。

体温が1度あがると、免疫力は５～6倍になる。　もちろん、運動や肉体労働での体温上昇は生理的なもので、急いで15分間歩くと約0.5度の体温上昇が見られます。

また、５０００ｍ走の直後に3度体温が上がった例もあるそうです。

しかし、ピエールは、「細菌は、体温が41度～42度になると死滅するか、繁殖できなくなる」ので発熱は感染症を治す原動力になると指摘しています。

また、ドイツのワグネール（1857-1904）は、人工的にマラリアに感染させて、当時、難病であった梅毒を治療しています。

最近では、ガンの温熱療法も、西洋医学の一分野に存在しているのですから「発熱」は「何らかの病的状態」を示す体の警告反応と同時に病気を治す治療反応と考えられる。

体温が1度上昇すると白血球の働き＝免疫力　は　５～６倍になるという研究もあるのです。

一方で「43.3度までの体温上昇に、人体は耐えられる」とする説がありますが、「41度以上の直腸温が長時間続くと、若干の脳障害が起こる」という研究もあります。

ですので、免疫力があがり、発熱の恩恵が受けられるのは41度未満　と考える方が安全だと考えます。

参考文献　「体温力」

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遠赤外線は太陽光線の一種です。

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