スタッフブログ
【 重要かも 】 連帯保証人を外すタイミング
銀行からの融資を受けている際、その企業の経営者が連帯保証をしている
ケースがほとんどです。
現・あいうえお社長から、そのご長男のかきくけこ専務に事業を承継する時、
唯一 あいうえお社長の連帯保証人を外せるタイミングが訪れます。
銀行は、あいうえお社長とかきくけこ専務、おふたりが会長・社長と各1段
ずつ上がろうと 2人の保証人を狙います。
さて、ここで。
かきくけこ専務の連帯保証人受諾は やむなしとしましょう。しかし、この時、
銀行 「あいうえお様にも 引き続き連帯保証人でいらして頂きたい」と
言ってきます。
キッパリ撥ね付けるべし、です。 理由は明白。 連帯保証している金額も
相続されるから、です。
それも相続人全員に分割でなく、同額が相続されます。
つまり、あいうえお様が、1億円の連帯保証人だったとします。奥様・
ご長男・長女の3人が相続人になるとします。
この3名様全員が、「1億円の連帯保証」をすることになります。
このことをご存知の方、少ないようです。
尚、今、優良企業の経営者は着々と担保・保証人外しに成功しています。
事情としては、地銀が存続を掛けて首都圏・近畿圏で粉骨砕身の営業をせざる
を得ないからです(^_^)
この部分は、長くなりすぎるので控えます。
また皆さまとお話できればと思います。
では!(^_^)/
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英国のEU離脱 - 円高株安 - 経営者が備えること
主として中小企業の経営者の皆様へ
基本的なことも含めながら書き進めます。為替ですが、安全な円に逃げ込むことで
円高に振れています。この状況では自然なことでしょう。
円高が続けば、原材料が買いやすくなり、国内飲食サービス業経営者にとっては
追い風ですが、輸出比率の高い製造業はダメージを受けます。いつまでどの程度の
円高・株安となることはまだまだ不透明です。
しかし、経営者は備えるべし、です。取引先の与信管理。在庫をいつまでどの程度
持っていればリスクが小さいか…。
日々の為替・株価の流れにはこれまで以上に注視なさってください。
下記は、ご参考までに。 皆様の安全無事を祈ります。
〇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 事業承継 】 承継時、事業を譲る社長と承継者が
共に知っておくべき 銀行交渉ポイント━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※銀行交渉セミナー、平成17年5月を初回として、99回目の開催となります.
3点記します.
A)オーナー企業の30年に一度のスーパーリスク、事業承継.承継メニューの1つは
「銀行交渉」です.
B)会長になっても銀行交渉を行なっている人.借入が多いからと承継を延ばして
いる人.息子 が社長になっても、経理を牛耳っている先代社長の奥さん.
これらの人々を銀行がどう見て 何を考えているか ‐ 重要な視点の1つです.
C)今回の銀行交渉セミナーは、承継する人と承継される人、ご一緒の参加をお勧
めします.
講師が債権回収(取り立て)担当時とその後に知ったオーナー一族の幸不幸の実例
を基に承継時に行なうべきこと、行なってはいけないことを生々しくご紹介します.
10年後に承継をされる方にもお聴き頂きたくご案内申し上げます.
経営トップが銀行取引の知恵・知識を持つことはオーナー企業の永続条件のひとつ!
セミナー内容 -承継する側の方にも承継される側の方にも知って頂きたい銀行マン
の思考回路
1 講師が見てきた、承継後3年で事業を行き詰まらせた新社長の愚行事例.先代
社長の懐刀解任、 急激な売上拡大、従来のビジネス・モデルの急転換
- 銀行は眉を顰めて何をどう見ていたか?
2 「オレは元気だ!」 -還暦を迎える息子を子ども扱いするワンマン社長.
銀行は縁切り準備.
3 銀行は取引先(融資先)喪失を懸念しています.後継者候補の観察は当然.
どこでどのように? 銀行主催の「後継者の会」でのどんな会話・発言が銀行
に好感や嫌悪感をもたらすか?
4 前社長は現場を離れるべし!代表者変更のタイミングと銀行保証人を外すため
の交渉術.
5 後継者(主として息子さん)の社長業教育の重要性 -営業・職人、どっちが
得意でも構わないが資金繰りは必須の項目.資金繰りをどう教えるか?
現社長在職中に借入を適度に増やしておくことが望ましい!
金利がもったいない? 冗談言ってはいけません! 理由は明白!
6 今の社長の有事( 例:事故による急逝 )に備えること.対応を間違うと経
営空転も.
7 後継社長と先代社長の番頭だった専務との関係性を良好に保てるのは先代社長
だけ.
8 社長を娘婿に譲った事例.新社長、先代社長と自分の嫁に認められたいと無理
に売上アップ、倒産危機に.先代社長も遠慮があった.このケースの銀行の口
出しタイミングとその内容.
9 笑うに笑えぬ後継社長の支店長攻撃 -「支店長、あなたの考え、分かりませ
ん!」銀行員の考え、一般人に分かる訳、ありません.
この後継社長、結果的に厳しい現実を引き寄せました.
10 父と息子が犬猿状態.よくあること.一緒に銀行に行くこと.これも帝王学.
側面視から 入り、対銀行には絆を結びましょう!先代社長の会社への思いも
引き継ぎやすくなります.
11 社長を保証人にせずに銀行取引ができる会社に育てましょう!
でもどうやって?今、好機!
12 リスケして追加融資なしでも更なる担保を要求された企業の実例.銀行の大
ウソ実例紹介.
13 過大な役員退職金、会社の損金算入が認められないことも.もう一点.先代
社長急逝後、兄弟で相続争い、長期化し、銀行がその企業の担保物件をすべ
て競売に -遺言書の重要性.
14 社長が亡くなった時 -後継者未定の際、銀行が口座ロックすることも.
届け、どうする?等
講師について 講師はある銀行で6つの支店の支店長と債権回収部責任者を歴任.
今は、当時の同僚と独立し、債務者側に立ち、債権回収の経験を活かしながら、主
として経営者や個人事業主の再生についての助言を行なっています.講師名などは
主催者へ電話でお問合せ下さい.
主催者からひと言 - このセミナーを多くの経営者に提案してきました.
「 ウチは一行取引. 30年の付き合い. だから大丈夫! 」と豪語していた経営
者がいました.今、反省されています.
このセミナー講師、債務者と一緒に銀行に出向くことは致しませんし、( 同行
交渉、銀行は怒り 出します.ましてや自称・銀行交渉専門家は訴えられることも…
)成功報酬も請求も致しません. 理由は簡単.銀行マン時代の銀行都合の行動
の罪を軽くするためです.銀行交渉、銀行勤務経験な しで行なえるはずもありま
せん.世界同時株安のこの不況期、健全な経営者にご参加を今回も呼び かけます.
少々のご無理をしてでもお越し頂きたくご案内申し上げます.
◎銀行と互角に渡り合えるとリラックスできて、爽快!
- お客様の喜びの声(^_^)
《 開催要項とお申し込みについて 》
☆開催日 / 7月11日(月)18:00~20:00
( 少々の延長もあり得ます )
☆会場 / 関西文化サロン(阪急デパート前の阪急グランドビル19F)
電話(06)6316-1577(代)
☆ご参加料 / ¥10,000.-
( 消費税を含みます.価格交渉はお電話で承ります. ) ◎
☆参加対象/経営者と承継者.経理・財務重役.健全な間に別会社をつくる必要
性も聞きどころ. ( このノウハウ、活字やウェブ上での公開などできません
録音もダメ! )
☆申し込み方法/ 下記の申込書をコピペして、必要事項をご記入の上、
メールでお送り下さい.
●主催・申し込み先 /たかしまよしお E-mail:takashima-358@waltz.ocn.ne.jp
携帯電話 080-4873-5786
「 銀行交渉セミナー 」( 大阪・梅田 )参加申込書
貴社名( )電話( ) -
1 ご参加者氏名( ) 役職( )
2 ご参加者氏名( ) 役職( )
3 ご参加者氏名( ) 役職( )
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- ニュース
- 投稿日:2016/06/18
歯科医院の経営について 銀行交渉セミナー講師のお話
つい先日の銀行交渉セミナーの開始前のこと。
講師のS先生曰く、「今年になってほぼ毎月 歯科医の先生お1人から資金繰り・返済の相談を受けています。
歯科医院ってCVS以上にたくさんあって 競争も厳しいと聞くけど 私立の歯科大学を出ている方は授業料の回収も困難なほど年収も低いようです。( 歯科医の年収の全国平均が650万円と言うデータもあるそうな )
…
知恵がないと医院の経営も厳しいでしょうね。 返済について、複数の銀行と取引して借り回しをすること、支店長のタイプを見極めること、これだけでも全国の開業医の先生に知っておいてもらいたいですね。」
そんなことを言っておられました。
自己破産経験のある方が、この銀行交渉セミナーにお越しになることがありますが、一様に 10年前、20年前に聞いておきたかった そうおっしゃいます。
命に代えても返済はしないと - このようなよろしくない生真面目さ持つ経営者がいなくなると 自殺者も減るに違いありません。
意義深いこのセミナーを10年続けてこられたことに幸せを感じます。
次回も 「社長の突然のまさかに備える銀行交渉の要諦」として、7月11日18時から梅田で開催します。
セミナーご案内もお確かめ下さい<(_ _)>
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- セミナーご案内
- 投稿日:2016/05/25
社長急逝時と事業承継の際の銀行との交渉要諦 【重要かも】
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- 情報
- 投稿日:2016/05/25
ある製造業経営者から資金繰りのご相談をお受けしました(^_^)
一週間ほど前ですが、ある中小企業の経営者からお電話を頂きました。テーマは資金繰り。
私が銀行交渉セミナーを10年ほど行なっていることはご存じで3年前に一度ご参加頂いた
製造業を営んでおられる方です。
私にとって、嬉しい出来事でした(^_^)
身入りには直接なりません。ですが、このような大切なテーマをご相談くださったことに
喜びを感じました。
電話で概略をお聞きし、セミナー行く、と言って下さったのですが、個別相談をお勧め
しました。
私が経営者皆様にお勧めしている、資金繰りの相談相手は、元バンカーで罪滅ぼしで
債務者の応援をされています(笑)
1-2回のご相談についてはノーフィーです。その1-2回のご指導で解決したことも
かなりあります。
私に電話を下さった M社長、金曜日にその会社( 銀行交渉 資金繰りの専門家 )の
会社に出向かれました。 私、同席しました。
90分の予定が、I先生( 相談をお受け下さった )の次のアポがキャンセルされたことも
あり、150分のロングランとなりました!
「 方向性が見えた! 何となく楽になった! 」とM社長、おっしゃいました。
徳積みが私にもできたようです(?_?)
「 M社長、ひょっとして 少々私を信用して電話してきました? 」と相談後
お尋ねしました。
「 当たり前やろ! こんなこと、社内の誰彼に相談できることやない! 」と
笑いながらおっしゃり、私、叱られてしまいました(^_^)
喜びごとを創出していると何とかなっていく - 私の今の結論です(^_^)/
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- 事業承継
- 投稿日:2016/05/16
事業を承継され、今も奮闘されている方のお話をお聞きしました
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天の采配 事業承継の講師に ある経営者をご紹介(^_^)
今日の出来事です。天の采配を感じる出来事がありました。
大島康義先生。私が今、応援させて頂いている事業承継の専門家です。 時々、この方の
セミナーを開催させて頂いています。
茨木市のO社長にもこの大島先生のセミナーをお受け下さいと提案をしていました。
そんなある日、O社長から電話が掛かってきました。
「彩都総合研究所と言うところの主催のセミナーを今、聞いている。前半の部が終わって
休憩に入ったところ。講師の名前、大島さんと言うんやけど、高島さんがセミナーを聞くよ
うに勧めてくれてたひとやったっけ? 100億の借金から自社を倒産させた、って言う
てはる。 宝塚グランドホテルの3代目やった、とも言うてはる」
これだけで私、大笑い。「そう! その人です。いやー、その人のお話を聞くことに
なってたんですね(^_^) よかったら後継者の息子さんと一緒にその大島先生とお茶しま
せんか?」 こう提案しました。
O社長、快諾。そしてその大島先生とO社長とO社長の息子さんと私とで今日、お茶し
ました。
O社長曰く、「実は、3年ほど前、S公認会計士と言う方に月に一度きてもらって事業
承継のお話をしてもらっていた。その時、息子はあまり響いていなかったので、1年ほどで
その月に一度の個人研修は一度取りやめたんですが、大島先生、そのS公認会計士とお話が
ところどころ似ている。ご存じやないですか?」
それを聞いて大島先生が、大笑い。「そのS公認会計士、私が主宰している軍師アカデミ
ーの1期生です(^_^) お話の内容が似ているのは当然ですね。ところで、個人レッスンも
いいけど、軍師アカデミーは、20名の軍師になろうとしている人が共に学んでいる場。
昨年 7期生として高島さんにもご参加いただきました。高島さんには、実は昨年 5名の
経営者・後継者をご紹介も頂きました。息子さん、S公認会計士と学ばれたことを思い出し
ながら 今年の7月からの軍師アカデミーに参加されたら、短期間に経営者の姿勢が醸成
されるように思います。」 こういわれました。
私( たかしまよしお )は、O社長が後継者教育として、ある方に月に一回来てもら
っていると言うことを知っていました。ですから、そのことが無駄にならなければいいな、
と思っていたのですが、S公認会計士のルーツが大島先生と分かって安堵しました。
まだ、O社長の息子さんが軍師アカデミーに参加されるかどうかは分かりませんが、
2つの天の采配を知り得て( 大島先生の講演を彩都総合研究所主催イベントで聞か
れたことと S公認会計士が大島先生とお知り合いだったこと )何となく喜びを感じて
います。
粋な計らいを今回、天が行なって下さいました。
何や、そうやったんや! そう笑顔で過ごせる毎日でありたく思います(^_^)
尚、大島先生のセミナーについては、あらためてご案内申し上げます。
では!
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- 情報
- 投稿日:2016/05/02
思いっきり生きる ドクター長堀優氏
「思いっきり、生 き る」
育成会横浜病院々長 長堀 優 氏
1. 死は敗北ではない
*いま世の中は、「健康情報」であふれ返っている。「健康で生きる」とは、一体どうい
うことなのか。医療や食品に頼ることではなく、自分自身の生き方を見つめ、そして考
え直すことだ。つまり、健康な生き方のカギを握るのは他ならぬ自分自身なのだ。
一方で、最近、医療への批判が高まり、殊にがんに対する手術、抗がん剤療法などへの
批判が増えている。現代医学の中心である西洋医学は、ひどい怪我や肺炎、虫垂炎など
の炎症には欠かせないもので、本来、重要なものだ。ただ、この日本では、あまりにも西
洋医学に頼り過ぎており、その結果、様々な矛盾を起こしているのも確かだ。
*体力のない患者に手術を施したり、強い抗がん剤を投与するなどは、矛盾の例と言える。
この背景には、西洋医学の「死は敗北なり」との考えがある。死は本来、誰にでも訪れる
もの。しかし、西洋医学では、この死との向きあい方を全く考えてこなかった。ここに大
きな問題がある。だからこそ、近づく死を遠ざけようとムリな治療が行われてしまうのだ。
死は誰にでも100%訪れる。だが西洋医学の現場では、「敗北」である死を考えないように
してきた。私も若い時、そう思っていた。しかし、ある時、「死は敗北ではない」という
ことに気づかされた。
*教えてくれたのは、死を目前にした勇気ある患者さんたちだった。恐ろしいはずの死を
とことん見つめることで、現在の「生」「命」が輝き、それが「健康に生きる」につなが
っていく…。正に、「大どんでん返し」だ。このように「死は敗北ではない」と教えるの
が実は東洋哲学であり、西洋医学の至らないところを、補ってくれているようだ。
*ところで、今の西洋医学のどこに問題があるのか。世界は相反する2つの要素、善と悪、
光と影、粒子と反粒子…からできている。この考え方が二元論で、これによれば当然、病
気は「悪」となる。悪である病気を治そうとして、医学が進歩してきたのは確かだ。
ところが実際には「病気になって生き方の間違いに気づけてよかった」という患者さんが
おられる。「万事塞翁が馬」という言葉があるように、東洋では善も悪も本来分けがたい
ものという考え方がある。したがって病気も悪いばかりではないのだ。そこで西洋科学と
東洋哲 学の統合という発想が生まれた。これが究極の一元論であり、医療のみならず、
これからの世の中を変えていく - そう私は思っている。
*いま現代医学の中心は西洋医学だが、ここまで進歩させたのは科学の力だ。我々はどうし
ても従来の常識に引っ張られてしまう。しかし、事実を先入観なしに眺めること、この姿
勢の中にこそ常識を打ち破る考え方を生む。事実を観察し → 仮説を立て一般化する →実
生活に応用する、これが科学の方法。しかし、ここで注意しなければいけないのは科学的
方法を重視した医学の世界と、実際の現場の医療は食い違うことも多いということ。実は
これこそがいまの医療の現場における大きな問題の一つだ。
*西洋科学に基づく医学の世界では、客観的観察と一般的な法則の2つが重要になってくる。
例えば、検査で悪い所を見つけるのは、客観的観察に当たるだろう。「この病気にはこん
な薬がよい」は一般的な法則。誰にも分るような客観的な検査データや多くの人に効く治
療法は、医学でもちろん大切だ。しかし、その一方で実際の医療の現場では、目の前の患
者が何を悩んでいるかが重要になる。例えば、レントゲンの検査結果は患者の期待とは、
必ずしも一致しない。治療法についても同様だ。治る人もいれば治らない人もいる。皆、
経過は違う。万能薬といったものは存在しない。しかし、医者は、医学的で科学的な立場
を大切にする。従って、患者に向かって「生存率は何パーセントです」と平気で言う医師
もいる。しかし、「自分はどうなるのか!?」という患者の問いには、答えてはいない。
医師には患者個人のことより、一般的傾向や法則が大事なのである。
*医師がそのような患者個人の訴えより、客観的な検査データや一般的傾向を大事にするの
は、先述の「科学的態度」とピタリと一致する。医師のこの態度が変わらなければ、医師
の思いと患者の希望や訴えとは永遠に噛み合うことはない。この点を作家・遠藤周作氏は
「現場の医療とは、『医学+人間学』」と喝破しているが、正にその通り。ここで謂う人間
学とは「人間のこころ」ではないか。
*このような西洋医学だが、はっきりとした特徴と限界がある。急に症状が起こってくるよ
うな、「急性期疾患」には大きな威力を発揮する。怪我、肺炎、虫垂炎、心筋梗塞には、
いい結果が出ている。その一方、「慢性期疾患」、糖尿病、高血圧など生活習慣にかかわ
る病気や進行した「がん」、精神科の病気、膠原病などの所謂「難病」に対する治療は、
いまだ道半ばだ。「病気を治すということが薬を必要としない状態に戻すこと」とするな
ら、「病気を治す」ことは全くできていない。表面的な症状を抑えているだけだ。「5年
生存率」という言葉がよく使われるが、がんの余命宣告など、本来、医師にはおこがまし
くてできることではない。
2.「どんでん返し」
*「心が体に影響を与える」と言えば、意外に思うかもしれない。心は目に見えないので科
学的ではないようにも思えるからだ。しかし、医学界ではこれを当たり前のこととして認
めている。医学界には、「プラシ―ボ効果」という言葉がある。砂糖水を薬として飲むと
頭痛が治るといった現象を指す。心が体の反応を変えているのだ。「プラシーボ」とはラ
テン語で「喜ばせる」という意味だ。
医師と患者の信頼関係が良好で、患者自身の「治す」という思いが強くなると、「プラシ
ーボ効果」が、ますます高まることがわかってきた。何より「副作用がない」というのが
大きなメリットだ。われわれ医療者は、このプラシーボ効果を今一度、見直してみる必要
がある。この「プラシーボ効果」とは逆の「ノーシーボ効果」というのもある。これは
「否定的な思いが病気を引き起こす」という現象である。「自分は心臓病に罹り易い」と思
っている女性は、そうでない女性の死亡率の4倍もあるという。
*2500年前、仏陀は「すべての人間は、自分自身の健康、ないしは病気の作者である」
と説いた。また、「ポジティブな思いは、良い遺伝子のスイッチを入れる」と指摘するの
は村上和雄・筑波大名誉教授だ。「 ポジティブな思いとは、他人への思いやり、つまり利
他の心である。この時のワクワクする気持ちが大切であり、行動を選ぶ時は、正しいか、
正しくないかより、嬉しいか嬉しくないかで選ぶべし 」と。一方、エゴや欲、怒りや不安
にとらわれた行動は、その対極と言える。そのような思いは、自分の心に悪い遺伝子のス
イッチを入れる。つまりは、良いも悪いも自分次第ということになる。がんに関して言え
ば、ポジティブな思いは「良い遺伝子」で、がん抑制のスイッチを入れる。ネガティブな
思いは、逆に、がんのスイッチが入りやすい。
*鈴木秀子・聖心女子大学元教授は、心の健康を回復させる特徴として、3つのポイントを
挙げている。➀運命を受け入れること。私たちを生かす大自然に感謝し、すべてを委ね、
何があろうとも受け入れることだ。➁生きていることは当たり前ではない。人生はたいへ
んなことを自覚し、生かされているという奇跡に感謝し、生きる意欲に溢れ、毎日を送る
こと。➂他人や自分への愛を感じること。人とのつながりを大事にし、人に尽くしたいと
いう強い願望を持つこと。この3つの態度が心を健康にする、鈴木先生は指摘している。
言いかえれば、「運命の受容」「生かされていることへの感謝」「他人への愛」というこ
とになる。それが人生を実り多いものにする秘訣ではないか。悔いなく、思いきり生きる
ことができれば、最後の時期を迎えてもても、受け入れることができる。良く生きること
は、良く死ぬことでもある。
*科学の巨人たちが遺した言葉を紹介したい。アインシュタインは「私たちが最も美しく、
最も感動をするのは神秘的なものを感受した時である。そして、これこそがすべての科学
の原動力である」という言葉を遺している。ノーベル賞を受賞された山中先生と益川先生
が対談で話されたのは、「人間の考えることなんかより、自然の方がずっと奥深い。そし
て、考えるとは、感動することである」と。このように科学の巨頭たちが揃いも揃って、
知識や理性より情動の重要性を説いているのは、驚くべきことだ。考えて見れば、情動、
感動という言葉はあっても、知動、理動という言葉はない。自分の感性をもっと大事にし
た方がいい。私の今の思いを言葉で表せば、医療現場では平均化より個別化、言いかえれ
ば「一人ひとりの個性の違いを大事にする」ことである。心の持ちようで、体や病気が変
わるのだ。したがって、今後の医療を考える時、「個別化医療」と「心を見つめる医療」、
この2つがキーワードになってくると私は思う。
*がんの医療においては、医療者と患者に加え、患者の家族を加えた三者の関係を良好に保
つことが重要になる。問題はがんが再発したり、進行した状況になった時である。医療者
は痛みを取るなどの対症療法しかなく、次第に腰が引けていく。その一方、家族は、別離
思いに苛まれ、セカンド・オピニオン探しなどに追われ、患者との対話も次第に少なくな
る。そんな中で患者は自分の状態が悪くなっていくことをはっきり自覚し、後悔の念に苛
まれたりする。そして何より、家族と共に最後の時を長く分かち合いたいと強く望むよう
になる。しかし、その一方、家族に心配をかけまいと自らの殻に閉じ籠り、つらい孤独の
中で最後を迎える人が少なくない。
*最近、セラピストの資格を持つ看護師が大きな役割を果たしている。ターミナルケアの逃
げようもない精神的に過酷な現場で疲弊し、現場を辞めた看護師が自分を癒すために、ア
ロマなどの資格を取って、看取りの現場に復帰する人が増えてきたのは嬉しいことだ。こ
のような看護師とのセラピーを通じた触れあいで、どうしようもない不安を癒されたとい
う患者を多く見てきた私は、このような精神と技術をもった看護師に大いなる期待を抱い
ている。
*死と向き合うことで見えてくるものは何か。仏教は教える。死という深い悲しみをとこと
ん見つめることにより、実は大どんでん返しが起きる。それは何か。今生きていることは
当たり前ではない。感謝すべきこと。つまり、いま生かされているという奇跡への感謝に
他ならない。今日、平和で過ごせたことは、当たり前ではなく感謝すべきこと。この貴重
な毎日をワクワク楽しく暮らすことが旅立ちの日を、後悔なく迎えるための秘訣になるの
だ。さらに仏教では、「対峙ではなく、共存すべし」とも教えている。病気の原因となっ
た自分の考えや行動を見つめ直し、生活を改めること。悲しみの底から湧きおこってくる
「どんでん返し」とは、悲嘆の極致から、感謝、愛、受容の心によって、幸せな気持ちに
一気に上昇させることである。正に「どんでん返し」だ!
*神道にも「中今(なかいま)」という言葉がある。過去の後悔や未来の不安から離れ、今に集
中する。今には過去も未来もない。がんがあろうとなかろうと、誰にも平等に与えられた
死の瞬間・・・所詮、未来など誰にも分らない。健康であっても明日事故で命を落とすか
もしれない。それが人生だ。病気の人も健康な人も、与えられたこの今の一瞬を最良とし、
そして精一杯生きること、それが人生で大切なのだ。明日が来ること、それは「当たり前
」ではない。そのことをわれわれは肝に銘じる必要がある。仏教でいう「生き切る」と共
に、このような心境で人生を全うすること。これこそが究極の健康法ではないかと私は考
えている。 (了)
「思いっきり、生 き る」 育成会横浜病院々長 長堀 優 氏
1. 死は敗北ではない *いま世の中は、「健康情報」であふれ返っている。「健康で生きる」とは、一体どういうことなのか。医療や食品に頼ることではなく、自分自身の生き方を見つめ、そして考え直すことだと私は思う。つまり、健康な生き方のカギを握るのは他ならぬ自分自身なのだ。
一方で、最近、医療への批判が高まり、殊にがんに対する手術、抗がん剤療法などへの批判が増えている。現代医学の中心である西洋医学は、ひどい怪我や肺炎、虫垂炎などの炎症には欠かせないもので、本来、重要なものだ。ただ、この日本では、あまりにも西洋医学に頼り過ぎており、その結果、様々な矛盾を起こしているのも確かだ。
*体力のない患者に手術を施したり、強い抗がん剤を投与するなどは、矛盾の例と言える。この背景には、西洋医学の「死は敗北なり」との考えがある。死は本来、誰にでも訪れるもの。しかし、西洋医学では、この死との向きあい方を全く考えてこなかった。ここに大きな問題がある。だからこそ、近づく死を遠ざけようとムリな治療が行われてしまうのだ。死は誰にでも100%訪れる。だが西洋医学の現場では、「敗北」である死を考えないようにしてきた。私も若い時、そう思っていた。しかし、ある時、「死は敗北ではない」ということに気づかされた。
*教えてくれたのは、死を目前にした勇気ある患者さんたちだった。恐ろしいはずの死をとことん見つめることで、現在の「生」「命」が輝き、それが「健康に生きる」につながっていく…。正に、「大どんでん返し」だ。このように「死は敗北ではない」と教えるのが実は東洋哲学であり、西洋医学の至らないところを、補ってくれていると私は思う。
*ところで、今の西洋医学のどこに問題があるのか。世界は相反する2つの要素、善と悪、光と影、粒子と反粒子・・・からできている。この考え方が二元論で、これによれば当然、病気は「悪」となる。悪である病気を治そうとして、医学が進歩してきたのは確かだ。
ところが実際には、「病気になって生き方の間違いに気づいてよかった」という患者もいる。「万事塞翁が馬」という言葉があるように、東洋では善も悪も本来分けがたいものという考え方がある。したがって病気も悪いばかりではないのだ。そこで西洋科学と東洋哲 =1= 学の統合という発想が生まれた。これが究極の一元論であり、医療のみならず、これからの世の中を変えていく - そう私は思っている。
*いま現代医学の中心は西洋医学だが、ここまで進歩させたのは科学の力だ。我々はどうしても従来の常識に引っ張られてしまう。しかし、事実を先入観なしに眺めること、この姿勢の中にこそ常識を打ち破る考え方を生む。事実を観察し → 仮説を立て一般化する →実生活に応用する、これが科学の方法。しかし、ここで注意しなければいけないのは科学的方法を重視した医学の世界と、実際の現場の医療は食い違うことも多いということ。実はこれこそがいまの医療の現場における大きな問題の一つだ。
*西洋科学に基づく医学の世界では、客観的観察と一般的な法則の2つが重要になってくる。例えば、検査で悪い所を見つけるのは、客観的観察に当たるだろう。「この病気にはこんな薬がよい」は一般的な法則。誰にも分るような客観的な検査データや多くの人に効く治療法は、医学でもちろん大切だ。しかし、その一方で実際の医療の現場では、目の前の患者が何を悩んでいるかが重要になる。例えば、レントゲンの検査結果は患者の期待とは、必ずしも一致しない。治療法についても同様だ。治る人もいれば治らない人もいる。皆、経過は違う。万能薬といったものは存在しない。しかし、医者は、医学的で科学的な立場を大切にする。従って、患者に向かって「生存率は何パーセントです」と平気で言う医師もいる。しかし、「自分はどうなるのか!?」という患者の問いには、答えてはいない。医師には患者個人のことより、一般的傾向や法則が大事なのである。
*医師がそのような患者個人の訴えより、客観的な検査データや一般的傾向を大事にするのは、先述の「科学的態度」とピタリと一致する。医師のこの態度が変わらなければ、医師の思いと患者の希望や訴えとは永遠に噛み合うことはない。この点を作家・遠藤周作氏は「現場の医療とは、『医学+人間学』」と喝破しているが、正にその通り。ここで謂う人間学とは「人間のこころ」ではないか。
*このような西洋医学だが、はっきりとした特徴と限界がある。急に症状が起こってくるような、「急性期疾患」には大きな威力を発揮する。怪我、肺炎、虫垂炎、心筋梗塞には、いい結果が出ている。その一方、「慢性期疾患」、糖尿病、高血圧など生活習慣にかかわる病気や進行した「がん」、精神科の病気、膠原病などの所謂「難病」に対する治療は、いまだ道半ばだ。「病気を治すということが薬を必要としない状態に戻すこと」とするなら、「病気を治す」ことは全くできていない。表面的な症状を抑えているだけだ。「5年生存率」という言葉がよく使われるが、がんの余命宣告など、本来、医師にはおこがましくてできることではない。 =2= 2.「どんでん返し」 *「心が体に影響を与える」と言えば、意外に思うかもしれない。心は目に見えないので科学的ではないようにも思えるからだ。しかし、医学界ではこれを当たり前のこととして認めている。医学界には、「プラシ―ボ効果」という言葉がある。砂糖水を薬として飲むと 頭痛が治るといった現象を指す。心が体の反応を変えているのだ。「プラシーボ」とはラテン語で「喜ばせる」という意味だ。
医師と患者の信頼関係が良好で、患者自身の「治す」という思いが強くなると、「プラシーボ効果」が、ますます高まることがわかってきた。何より「副作用がない」というのが大きなメリットだ。われわれ医療者は、このプラシーボ効果を今一度、見直してみる必要がある。この「プラシーボ効果」とは逆の「ノーシーボ効果」というのもある。これは「否定的な思いが病気を引き起こす」という現象である。「自分は心臓病に罹り易い」と思っている女性は、そうでない女性の死亡率の4倍もあるという。
*2500年前、仏陀は「すべての人間は、自分自身の健康、ないしは病気の作者である」と説いた。また、「ポジティブな思いは、良い遺伝子のスイッチを入れる」と指摘するのは村上和雄・筑波大名誉教授だ。「 ポジティブな思いとは、他人への思いやり、つまり利他の心である。この時のワクワクする気持ちが大切であり、行動を選ぶ時は、正しいか、正しくないかより、嬉しいか嬉しくないかで選ぶべし 」と。一方、エゴや欲、怒りや不安にとらわれた行動は、その対極と言える。そのような思いは、自分の心に悪い遺伝子のスイッチを入れる。つまりは、良いも悪いも自分次第ということになる。がんに関して言えば、ポジティブな思いは「良い遺伝子」で、がん抑制のスイッチを入れる。ネガティブな思いは、逆に、がんのスイッチが入りやすい。
*鈴木秀子・聖心女子大学元教授は、心の健康を回復させる特徴として、3つのポイントを挙げている。➀運命を受け入れること。私たちを生かす大自然に感謝し、すべてを委ね、何があろうとも受け入れることだ。➁生きていることは当たり前ではない。人生はたいへんなことを自覚し、生かされているという奇跡に感謝し、生きる意欲に溢れ、毎日を送ること。➂他人や自分への愛を感じること。人とのつながりを大事にし、人に尽くしたいという強い願望を持つこと。この3つの態度が心を健康にする、鈴木先生は指摘している。言いかえれば、「運命の受容」「生かされていることへの感謝」「他人への愛」ということになる。それが人生を実り多いものにする秘訣ではないか。悔いなく、思いきり生きることができれば、最後の時期を迎えてもても、受け入れることができる。良く生きることは、良く死ぬことでもある。
=3= *科学の巨人たちが遺した言葉を紹介したい。アインシュタインは「私たちが最も美しく、最も感動をするのは神秘的なものを感受した時である。そして、これこそがすべての科学の原動力である」という言葉を遺している。ノーベル賞を受賞された山中先生と益川先生が対談で話されたのは、「人間の考えることなんかより、自然の方がずっと奥深い。そして、考えるとは、感動することである」と。このように科学の巨頭たちが揃いも揃って、知識や理性より情動の重要性を説いているのは、驚くべきことだ。考えて見れば、情動、感動という言葉はあっても、知動、理動という言葉はない。自分の感性をもっと大事にした方がいい。私の今の思いを言葉で表せば、医療現場では平均化より個別化、言いかえれば「一人ひとりの個性の違いを大事にする」ことである。心の持ちようで、体や病気が変わるのだ。したがって、今後の医療を考える時、「個別化医療」と「心を見つめる医療」、この2つがキーワードになってくると私は思う。
*がんの医療においては、医療者と患者に加え、患者の家族を加えた三者の関係を良好に保つことが重要になる。問題はがんが再発したり、進行した状況になった時である。医療者は痛みを取るなどの対症療法しかなく、次第に腰が引けていく。その一方、家族は、別離思いに苛まれ、セカンド・オピニオン探しなどに追われ、患者との対話も次第に少なくなる。そんな中で患者は自分の状態が悪くなっていくことをはっきり自覚し、後悔の念に苛まれたりする。そして何より、家族と共に最後の時を長く分かち合いたいと強く望むようになる。しかし、その一方、家族に心配をかけまいと自らの殻に閉じ籠り、つらい孤独の中で最後を迎える人が少なくない。
*最近、セラピストの資格を持つ看護師が大きな役割を果たしている。ターミナルケアの逃げようもない精神的に過酷な現場で疲弊し、現場を辞めた看護師が自分を癒すために、アロマなどの資格を取って、看取りの現場に復帰する人が増えてきたのは嬉しいことだ。このような看護師とのセラピーを通じた触れあいで、どうしようもない不安を癒されたという患者を多く見てきた私は、このような精神と技術をもった看護師に大いなる期待を抱いている。
*死と向き合うことで見えてくるものは何か。仏教は教える。死という深い悲しみをとことん見つめることにより、実は大どんでん返しが起きる。それは何か。今生きていることは当たり前ではない。感謝すべきこと。つまり、いま生かされているという奇跡への感謝に他ならない。今日、平和で過ごせたことは、当たり前ではなく感謝すべきこと。この貴重な毎日をワクワク楽しく暮らすことが旅立ちの日を、後悔なく迎えるための秘訣になるのだ。さらに仏教では、「対峙ではなく、共存すべし」とも教えている。病気の原因となった自分の考えや行動を見つめ直し、生活を改めること。悲しみの底から湧きおこってくる =4= 「どんでん返し」とは、悲嘆の極致から、感謝、愛、受容の心によって、幸せな気持ちに一気に上昇させることである。正に「どんでん返し」だ!
*神道にも「中今(なかいま)」という言葉がある。過去の後悔や未来の不安から離れ、今に集中する。今には過去も未来もない。がんがあろうとなかろうと、誰にも平等に与えられた死の瞬間・・・所詮、未来など誰にも分らない。健康であっても明日事故で命を落とすかもしれない。それが人生だ。病気の人も健康な人も、与えられたこの今の一瞬を最良とし、そして精一杯生きること、それが人生で大切なのだ。明日が来ること、それは「当たり前」ではない。そのことをわれわれは肝に銘じる必要がある。仏教でいう「生き切る」と共に、このような心境で人生を全うすること。これこそが究極の健康法ではないかと私は考えている。 (了)
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- 投稿日:2016/05/02
南海トラフ巨大地震に備えましょう 心して
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高島さんの交流関係の丁寧さが伺え、ほほが緩みます。本質を丁寧に深堀する大島さんのプログラムは本当におすすめですね。
児玉さまへ コメント、ありがとうございました。 感謝申し上げます。 軍師アカデミー、平成の松下村塾になりえないか - そんな気がしています。 これから情報交換をお願いいたします。 歯の健康は、医療費削減に繋がりますゆえ(^_^)/